浦添市ハンドボール王国祭り2日目-結果報告-

初戦の痛い敗戦から中一日で、国体優勝もした強豪大崎電気を迎えての2戦目となりました。

連敗をさけたい一戦は、コラソンボールからスタートします。

先に得点を挙げたのは、大崎電気。GKのセーブから早い攻撃で先制。コラソンも得点チャンスを作るも、大崎のGKが立ちはだかり得点を奪えない。その中でも、No.3中川のポスト、No.34東江のシュートなどで5分には2-3とする。先に主導権を握りたいところだが、主導権を握ったのは大崎電気。ゆったりとした攻撃から緩急をつけてコラソンDFを崩し、守っても大崎GKの前に得点を奪えず2-6と大崎電気がリードを広げる。古巣相手に燃えるNo.7石川の豪快なシュートやNo.10比嘉早い攻撃などで追いかけるコラソンだが、試合を支配しているのは大崎電気。タイムアウトを請求し、流れを引き戻しにかかるが、12分には5-11と6点差とされる。このままずるずるいくかに見えたが、チームに勢いを与えたのはNo.10比嘉。武器であるスピードで相手ゴールに何度も襲い掛かり、19分には10-12と2点差までに迫る。直後に、不正入場やDFでひっかけたというジャッジなどで2人同時退場となりコート上4人に。大きなピンチではだが、粘りをみせ流れを引き渡さない。退場者が戻り、息を吹き返したコラソンは、サイドプレーヤーのNo.4仲程、No.10比嘉、No.11堤が躍動する。サイド陣の活躍もあり、14-15と1点差に。28分からは、コラソンの怒涛の攻撃で終了間際にもNo.24依田のミドルシュートで18-18とし、前半を終了。

2日目も1000名を越える来場者の中、球団創設初となる勝利を掴みたいコラソン。両チームともに、決定を欠く展開となり得点が入らない膠着状態が続く。4分ようやく得点したのは、キャプテンNo.34東江のカットイン。ここからコラソンが2得点を奪えば、大崎電気も2得点奪うという、一進一退の攻防へ。意地と意地がぶつかり合う試合となる。
衣笠・許と両ゴールキーパーも要所で存在感を発揮するなど、15分には27-25とコラソンがリードする展開へ。ここから一気にコラソンのペースとなる。足を使ったDFで大崎のOFを封じ、No.4仲程の速攻を中心に19分には31-25とリードを広げる。球団創設初の勝利に向けてプレッシャーもある中、No.16許の7mTスローをビッグセーブ、攻撃では、No.34東江がステップ・ミドルと多彩なシュートで攻撃を牽引していく。時間がなく焦る大崎電気、コラソンは冷静に得点を重ねていく。終盤は、No.4仲程の連続得点、最後は、思い入れが人一倍強いNo.7石川のミドルシュートで試合を制し、42-32で勝利を収めた。15年目で大崎電気から初めて白星を掴む歴史的な一戦となった。

後半中盤から一気に流れを引き寄せ、攻守がかみ合った大きな勝利となりました。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

  • 11得点・・・仲程海渡、東江太輝
  • 6得点・・・依田純真
  • 5得点・・・比嘉信吾
  • 4得点・・・石川出
  • 2得点・・・中川智規

【GK】

  • No.16許智坤 FS:0/4 7mT:1/3(0.333%)
  • No.27衣笠友貴 FS:14/40(0.350%)

◇浦添市 松本市長からご挨拶

◇沖縄ゼネラル長嶺社長による始球式

◇前半の立役者。No.10比嘉のスピードがチームを救った

◇チームが苦しい時に得点を取るキャプテン東江(チーム最多得点)