日本ハンドボール選手権大会-大会3日目-

大会3日目はいよいよ日本リーグ勢との対戦となり、北陸電力との対戦となりました。
リーグ戦でも勝てていない相手ですが、勝利を掴み明日につなげたい試合となりました。

今大会に入り、立ち上がりがよくなってきているコラソンは、この日もスタートからNo.10俣野の連続ミドルシュート、No.34東江のミドルで試合を優位に進める。北陸電力も徐々にコラソンのDFの隙間からシュートやミドルシュートなどで応戦し11分には5-5と両チーム均衡した試合へ。ここから流れは北陸電力へ。速攻やポストシュートの3連打でコラソンを引き離しにかかります。しかし、コラソンもタイムアウト後からNo.1棚原の7mTを含む3連打などで追撃。コラソンは、石田から内田にGKを替え、その内田のセーブから徐々に流れを掴みます。一進一退の攻防から、No.1棚原、No.10俣野が積極的に外からシュートを打ち込み、13-12とコラソン1点リードで前半を折り返す。

後半も、No.10俣野のステップでコラソンが得点。ここから両チームともに1点を争う好ゲームへ。前半はバックプレーヤー陣の得点が多かったので、北陸電力のDFがアグレッシブに前につめてくるところを、No.21連のポストやNo.24三村のサイドシュート、速攻などで加点していくコラソン。対する北陸電力は、コラソンの前出てくるDFに対しこちらもポストを有効に使い得点。両チーム、2点以上離れることなく残り10分の戦いとなります。ここでコラソンは、No.21連のポスト、No.6赤塚の速攻、No.7石川のミドルと3連打で22分には23-21とリードを広げる。しかし24分に、No.1棚原のDFが後ろからの判定となり退場となり、さらに過剰に抗議したと判断されさらに追加退場となり4分間数的不利の状況へ。ここで立ちはだかったのがGK内田。相手のサイドシュートをセーブするなど流れを渡さず。コラソンの流れで試合が進むかと思われましたが、体を使った相手のOFをレフリーのジャッジがなるまで守り切れずシュートを放たれ得点される。29分には、相手の速攻をくらってしまい24-24と同点。残り時間を使い、攻め込むが封じられ得点できず延長へ。

延長最初の得点は北陸電力でしたが、すぐさまNo.34東江のブラインドシュートで応戦するコラソン。北陸電力は体を使ったカットインで攻め込み、延長前半は2-3と北陸電力がリードする。延長後半はNo.34東江、No.7石川の連続得点で逆転に成功するコラソン。北陸電力もポスト、とミドルシュートで再逆転。その後、No.1棚原の7mTスローで5-5となり、両チームタイムアップまで攻め込んだか決着がつかず第二延長へ。
第二延長は、両チームGK・DF陣が踏ん張り0-0となり勝負の後半へ。北陸電力はポストシュートとサイドシュートで得点、コラソンはNo.7石川の2連打で得点。両チームともに譲らず2-2で勝負は7mTスローへ。
コラソンは、No.1棚原が決め、GK石田が相手シュートをセーブ2投目は、No.10俣野は枠外へ外してしまい、北陸電力は決める。
3,4投目、No.34東江、No.11堤、北陸電力ともに決め、最後の5投目は、No.7石川が外し、決めれば北陸電力勝利をGK内田がセーブ
ここからサドンデス方式へ。
No.1棚原と北陸電力も決め、緊迫した展開へ。
最後は、北陸電力が決め、No.34東江のシュートを相手GKがセーブし約2時間に渡る熱戦は北陸電力に軍配があがった試合となった。

次へコマを進めたかったのですが3回戦敗退となりました。
今大会の収穫をリーグ戦へ活かすために、またチーム力を上げていきます。

ご声援ありがとうございました。

◇勝利の為に、最後までチームを鼓舞し牽引したNo.1棚原

◇チームに勢いを与えるシュートで流れを引き寄せたNo.10俣野

◇窮地を何度も救うセービングをみせたNo.16内田

◇一体感をもって戦い続けたコラソン