第45回日本ハンドボールリーグ第12.13節-結果-

先週末行われた九州2連戦の結果をご報告いたします。

11月28日vs豊田合成戦>>>
前節の東京戦の反省を活かして、一泡吹かせてやりたいコラソンは、開始早々、バックプレーヤーのコンビネーションからNo.34東江のカットインで幸先よく先制。すぐさま、合成もサイドシュートで応戦。コラソンは、合成DFを揺さぶってサイドまでもっていくOFを見せ、No.19美並の得点に繋げる形で得点を重ねていく。対する合成は、ミドル、サイド、ポストと得点を分散させていき、両チーム引き締まった試合をみせ意地と意地がぶつかり合っていく。25分、合成が2連続で11-13とリードを広げるが、コラソンは、No.7石川のミドル、No.2村田のカットインで追いすがる。合成が1点リードで前半終了かに思われたが、No.7石川がドリブルで持ち込みハーフライン過ぎたところでロングシュートを放ち、これがゴールマウスに吸い込まれ14-14と劇的なゴールで前半を折り返す。コラソンとしては、プラン通りの戦いができ、後半にも可能性を見出した形となり、合成としては、今一つ波に乗り切れない部分があった両チームとなった。
後半も前半同様、戦いたいコラソンだったが、後半は試合展開がかわった。タイトになった合成のDFに対し、コラソンOFがなかなか攻めきることができず、ミスを連発。タイムアウトなどで修正を試みるが、合成の手はとまらず、開始5分で14-19とリードを広げられてしまう。追いつきたいコラソンは、No.24三村のサイドシュートでようやく加点。これで少し落ち着くかに思われたが、不用意なパスミスが続き、相手サイドの速攻5連続失点で、10分には16-24に。コラソンは、No.7石川・No.13峰岸が要所で得点をあげますが、なかなか歯車がかみ合わず23分には、21-30に。最後まで、足を使って攻守ともに踏ん張りをみせるが、後半立ち上がりからの10分間で流れを持っていかれてタイムアップ。24-33で敗戦となった。

11月29日vsトヨタ車体戦>>>
合成戦の反省を活かして勝利をつかみたいコラソンは、出だしこそトヨタ車体の連続ゴールで出遅れるものの、徐々にペースをあげ、GK衣笠がトヨタ車体の強力なサイドシュートをことごとくセーブし、コラソンに流れを引き込む。No.24三村の速攻、No.9小川の豪快なミドル、好調なNo.19美並のサイドシュートなどですぐに逆転する。トヨタ車体がミスを重ねていく間に、コラソンは、No.34東江のブラインドシュートや、No.19美並のサイドシュートなどでリードを広げていく。相手に流れが傾く時間帯もあったが、25分にはNo.19美並の連続ゴールで16-10でリードを広げる。トヨタ車体はようやく本領を発揮し、サイドシュート、ポストで3連続得点し、前半を16-13コラソンリードで折り返す。
前節も、後半失速したのでその反省を活かしてのぞんだ後半。No.2村田のカットインで得点。その後両チームともに、一進一退の攻防をみせる。トヨタ車体がじわじわと得点を縮めるが、コラソンもNo.19美並のサイド、No.2村田のカットインなどで応戦。このまま試合が進んでいくかにみえた9分ごろから、トヨタ車体がギアを入れ替える。タイトなDFで、コラソンのシュートを限定させ、GKがセーブするという流れで、4連続で速攻をみせ11分には21-23とトヨタ車体が逆転。このタイミングでコラソンは退場者も出してしまう。どうにか打開策を見出すが、トヨタ車体のGKが立ちはだかり得点を奪えない状況が続く。16~23分の間、得点が止まってしまったコラソンをよそに、トヨタ車体は体をつかったカットインで得点を伸ばしていく。コラソンは、いい流れを見せるもののシュートが入らず、トヨタ車体が最後まで攻撃の手を緩めず26-33でトヨタ車体が勝利をおさめた。

2試合ともに、いい流れの時間帯を見せることができただけに、チャンスをものにできない2試合でした。
リーグ戦は一時ストップし、12月2日から始まる日本選手権へ出場いたします。