第45回日本ハンドボールリーグ第10.11節-結果-

11月21日、23日浦添市ハンドボール王国祭りと題してホーム2連戦が開催されました。
重要な試合となった2戦のご報告となります。

試合前のエキシビジョンマッチとして、小学生大会を実施いたしました。結果はこちらとなります。

  • 【女子】琉球コラソンU-12 8(3-3,5-7)10 コザクラブJr.
  • 【男子】琉球コラソンU-12 12(5-4,7-8)13 当山小HC

残念ながら、男女とも勝利することはできませんでしたが、トップチームと同じフロアで試合できたことは、大きな経験になったと思います。
今後も、子供達へ積極的にかかわりをもっていきたいと思います。

11月21日vsトヨタ自動車東日本戦>>>
両チーム硬さがみられる中でスタートした重要な1戦、先制点は東日本。コラソンのOFミスから早い攻撃で得点。そのプレーで早々に退場者を出してしまうコラソン。連続得点で東日本がまずは先手をとる。コラソンは、No.6赤塚、No.13峰岸、No.15松信のタイトなDFからNo.27衣笠の要所の好セーブでじわじわと流れを引き寄せる。その間に、No.19美並の速攻、No.26今里のポストシュート、No.14我如古の7mTスローで10分頃には3-2と流れを引き寄せていく。両チームともにGKが好セーブを見せ引き締まった試合となる。一進一退の膠着状態を先に抜け出しのはホームのコラソン。タイトなDFからNo.24三村の速攻、No.2村田の連続速攻など、練習してきたDFから速攻の部分を出すことができ、前半を11-8とリードして折り返す。
後半、前半と打って変わって、両チームとも攻撃に力を入れはじめる。衣笠がセーブしたボールを東日本が冷静に決め、追い上げムードを作りっていく。コラソンも、No.34東江やNo.7石川のミドルシュートなどで追いつかせない。ここでコラソンが退場者を出し、東日本に1点差まで迫られるが、足を使ったDFやGK衣笠のセーブにより追い付かせない。両チームともに取っては取られの我慢の時間帯が続いていく。コラソンは、パス回しからミドルシュートを基準にNo.2村田のカットインなどで勝負していき、東日本は、コラソンの得点後すぐに攻撃に切り替え、スピードをつけて外から打ち込むなど両チーム持ち味を出していく。16分には、20-19とコラソン1点リードではあるが、虎視眈々とチャンスをうかがう東日本。追いつきそうになるとNo.7石川、No.34東江が得点し追い付かせない状況が続いていく。DFが押し込まれるようになったところで、GKを衣笠から内田チェンジ。これが見事に的中。内田のビッグセーブを中心としたコラソンのDFは、後半1度も追いつかれることなく、最後は、キャプテンNo.34東江の7mTスローと勝負あり。この日は、我慢の時間帯も多い中、それぞれの選手達が自分たちの役割を果たし、チームとして価値ある勝利となった。

エールクリエイト様MVP:No.34東江太輝

◇再三の好セーブで試合を作ったNo.27衣笠

11月23日vsジークスター東京戦>>>
21日のいい流れをそのままに、1度目の対戦では引き分けとなったジークスター東京とのクラブチームダービーとなった。
開始早々、No.34東江の個人技によるカットインでコラソンが先制。ジークスター東京には、東長濱監督の弟でもある秀希選手が在籍し、その他日本代表選手や学生界を牽引するフレッシュな選手達が追加加入となり、前回の試合とガラッとメンバーが変わったチームとなった。その東京はすぐさま新加入の選手がカットインでゴールを決めいい流れをもたらす。コラソンは、相手の高さとプレッシャーのあるDFにミスを連発し、思うような攻撃ができない。その間に東京はサイドプレーヤーの速攻を中心とした攻撃を防ぐことができずに9分までに2-7とされ追いかける展開へ。コラソンは、No.19美並のサイドやNo.14我如古の豪快なシュートなどで追い上げをはかるが、東京の高さのあるDFを前にシュートポイントを限定されてしまい、得点がストップ。20分には、5-14と大きくリードされ劣勢に。No.11堤のサイドや7mTスローでチームの追い上げをはかりるが、前半は終始東京がゲームを支配し、9-19と離されて後半へ。
後半、監督のプラン通り遂行しようする中で気を吐いたのが、No.2村田。武器である1対1から外への飛び込みなどで得点を加算していき後半だけで7得点あげる活躍を見せる。そのほか、No.11堤も持ち味のサイドシュートや速攻で得点をあげ追い上げをはかりるが、東京のクロスからのコンビネーションを前に、この日通してDFが機能することができず、また的を絞れないシュートが多くGKのセーブ率も上がらないままで得点差を縮めることができず24-33で敗戦となった。日本代表、そして新加入の学生達と融合した新生ジークスター東京の前に、自分たちのプレーができなかったコラソンは、完敗と言わざるを得ない試合となった。
前半のミスがなければ違った展開になったはずですが、この部分をもう一度修正し、次節の上位チームとの2試合と日本選手権につなげていきたいと思います。
年内も残すところリーグ3試合、日本選手権のみとなりました。

◇持ち味の1対1で孤軍奮闘したNo.2村田

◇速攻、サイドシュートと見せ場を作ったNo.11堤

浦添市ホームゲームにご来場いただき誠にありがとうございます。
今後共応援のほどよろしくお願い致します。