第39回日本ハンドボールリーグ第14節

2連戦の大一番は4位争いしているトヨタ自動車日本との対戦となりました。
前日に、同じく4位争いをしている湧永製薬を破りコラソン戦も勝利することができれば初のプレーオフ進出を手中に収めることができるとあって両チーム激戦必至の試合となりました。

完全アウェーの中、トヨタ自動車東日本の2連取で試合が動き出しました。
コラソンはNo.1棚原の得点を中心に攻撃を組み立て、対する東日本は、バックプレーヤー3人がコンビネーションや個人技などで得点を重ねていきました。
一進一退の攻防が続く中で、2点以上は離れない試合となり、14-15と1点ビハインドで前半を終えました。
DF・OFの再確認し残り30分で絶対に勝とうと強い気持ちをもってのぞみました。
後半はコラソンの3連取でスタートしましたが、東日本もペースを渡さず逆に5連取されます。
取っては取られの前半同様どっちに転ぶかわからない中で、シュート成功率の高い東日本が15分ごろまで3点リードし試合を優位に進めます。
流れを変え自分たちのペースに持ち込みたいコラソンは16分にNo.20中村を投入
この采配が的中し、サイドでの得点が欲しいところできっちりゴールを決めコラソンに追い風をもたらしました。
21分にはサイドからタイミングよく切り込みポストシュートを決めるなど完全に流れはコラソンへ
23分から4連取、26分から3連取とし、28分にダメ押しのゴールをキャプテンのNo.23裕紀のカットインで得点し勝負あり。
30-27で大きな勝利を掴み4位に浮上いたしました。
残り10分間の戦いと各ポジションの選手達がしっかりと自分たちの役割をこなし気持ちを切らさず全員で掴んだ勝利です。
この勝利で4位に浮上することができ自力でのプレーオフ進出ができるようになりました。
残り2試合、残された試合をしっかり勝ち悲願のプレーオフ進出を掴みたいと思います。
マジック2となり、5,6位チームの試合状況にもよりますが、今週末に控えているホーム最終戦で勝利すればプレーオフ進出が決まるかもしれません。
お忙しい中とは思いますが、是非会場に足を運んでいただき一緒にプレーオフ進出の瞬間を迎えましょう。
応援よろしくお願い致します。

※2月23日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※2月23日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
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《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 30 (14-15, 16-12) 27 トヨタ自動車東日本
 『琉球コラソン、終盤の怒涛の攻撃』
 緊迫した立ち上がりから両者互角の試合運びが続く。コラソンは1番棚原、23番水野裕紀らで突き放しにかかるが、東日本も2番濱口のロングでくらいつく。同点のまま残り1分、濱口のミドルが決まり15-14、東日本リードで前半が終了した。
 後半は互いに退場者を出し、2~3連続得点の取り合いが続く。同点のまま後半26分、東日本のミスにつけ入ったコラソンが1番棚原、20番中村、5番村山らで4連取し、試合を決定づけた。30-27、コラソンの勝利で試合が終了した。