浦添市ハンドボール王国祭り1日目-結果-

21日(日)日本ハンドボールリーグ-浦添市ハンドボール王国祭り-が開催されました。
21.23日と続けて行われる1日目となりました。

強豪のトヨタ車体を迎えての一戦は、トヨタ車体で日本代表のエースでもある吉野選手のミドルシュートで試合が動き出す。コラソンは、トヨタ車体の高さと圧力の前にOFでリズムを作れない立ち上がりとなる。ミスも続く中、7人攻撃なども取り入れるが、流れはトヨタ車体となり0-4と追いかける展開に。4分40秒、No.34東江のパスから、No.3中川の連続ポストシュートで2-5とし反撃の狼煙をあげる。前半10分頃からDFシステムを変更、高さを出してアグレッシブにあたる形で流れを引き寄せにかかるコラソンだが、トヨタ車体はスピードと体を活かしてサイドシュートまでもっていくかたちで突き放しにかかる。5-11とリードを広げられ、タイムアウトで流れを引き戻しにかかるが、ミスからさらに広げられてしまう。
差が縮まらない時間が続いていたが、キャプテンNo.34東江の連続得点と代わって入ったGK内田の好セーブで流れを手繰り寄せる。内田のセーブにOF陣が応え、No.17髙橋のサイドシュートや相手DFを崩してNo.7石川のポストシュートなどで差を縮め、23分には11-14と3点差に。
25分からは両チームともに一進一退の攻防が続き、ゲームが引き締まる中、28分No.19美並の7mTスローで14-16と2点差まで詰め寄るコラソン。終了間際にトヨタ車体のサイドシュートをGK内田顔面でのビッグセーブをみせ14-16で前半を折り返す。

後半も激戦が予想される中、前半からチームに流れを引き込んだGK内田が後半3連続で好セーブみせる。トヨタ車体もGKが好セーブをみせ、後半スタートは両GKが試合を牽引。試合が動き出したのは、4年ぶりにコラソンに復帰したNo.4仲程の速攻でトヨタ車体の退場をつけるプレーで7mTスローを獲得、さらに速攻で得点重ね16-17と1点差に。
一進一退の攻防が続く中で、No.4仲程、No.17髙橋の両サイドプレーヤーの速攻で14分30秒には19-19と同点に追いつき会場を盛り上げたところでトヨタ車体がタイムアウト。立て続けにNo.34東江のブラインドシュートでついに逆転となる。
コラソンムードになるが、トヨタ車体もすぐさま同点に追いつくなど手に汗握る展開に。コラソンは、No15松信のDFが凄みを増し、トヨタ車体のOFを封じていく。膠着状態が続く中で、No.34東江が気持ちのこもったミドルシュートで再度逆転。コラソンが得点をあげると、トヨタ車体もすかさず得点する、両チーム気持ちが前面に出て1点を争っていく終盤に。
27分には、No.15松信のDFからNo.4仲程の速攻へ繋げ24-24として会場は大きな盛り上がりあげる。残り90秒をきり、No.7石川の強烈なミドルシュートで25-24に、すぐさまトヨタ車体もサイドシュートで得点し25-25に。どちらに転ぶかわからない展開で、トヨタ車体は横から激しく押したと判断されレッドカードの判定となり、コラソンとしては優位な展開となる。時間を使いながら、引き分け以上で終われる状況だったが、相手の隙をついて早くシュートを打ってしまいそれをトヨタ車体のGKにセーブされ、そのボール速攻につなげられ25-26と逆転される。
残り数十秒残されている中で早く攻め込みむが、シュートを打つことができずにそこまであった勝利を手放した。

結果が出せていない状況ですが、歯を食いしばりながら23日(火)に勝利をつかめれるように一丸となって戦っていきたいと思います。

沢山のご来場ありがとうございました。

◇流れを引き込むビッグセーブを連発したNo.16内田

◇4年ぶりの復帰でチームにスピードをもたらしたNo.4仲程

◇ルーキーとは言えない勝負強さで存在感を発揮したNo.17髙橋

@Photo youbae