日本ハンドボールリーグ第8節-試合結果-

24日、敵地東京にてハンドボール界のスター軍団として注目度が高いジークスター東京との対戦となりました。

注目度の高い一戦は、ジークスター東京東江選手の個人技で試合が動き出す。コラソンもすぐさま、No.19美並のサイドシュートで応戦する。
ジークスターは代表選手が多く、強力なバックプレーヤー陣がいるので高さを出して守りたいコラソンだが、その裏をつきポストシュートや、前に出てこないとみるとミドルシュートを決めるなど多彩な攻撃を見せるジークスター。対するコラソンは、No.34東江を起点にNo.2村田と早い攻撃で攻めていく。
先に流れをつかんだのがジークスター。No.15松信の退場のすきにサイドシュートなどで3-6とリードを広げる。
流れを戻したいコラソンはNo.34東江の技ありのステップシュートで会場を沸かせるが、要所でパスミスなど連携のタイミングが合わないことが多く、その隙にジークスターは速攻で得点を引き離していく。
劣勢な展開だったコラソンは、12分にNo.2村田の個人技で7mTスローを獲得し、No.19美並がしっかりと沈め、さらに角度の少ないところからサイドシュートを沈め7-9と差を縮める。流れがコラソンに傾いたと思われたが、パスミスやジークスターの固いDFを前にOFが詰まってしまいなかなか得点が伸びない。
さらにNo.34東江の退場の間に4連続得点され7-13と差を広げられるコラソン。ここでタイムアウトを要求し、流れを変えNo.24依田、No.2村田の得点などで差を縮める。
また、No.27衣笠が要所でポスト、7mTスローとビッグセーブをみせチームを鼓舞。
このプレーにNo.19美並、No.2村田と得点で応えていき24分には11-14と3点差に。終盤もNo.27衣笠がビッグセーブでチームを救い、前半を13-17と4点ビハインドで折り返す。

後半はNo.2村田が攻撃を牽引。3連打で16-19とし、じわじわと差を縮める。ジークスターは、3人のバックプレーヤー陣が速いパス回しからサイドシュートで得点を重ねていく。対するコラソンは、前半眠っていたNo.7石川がここで躍動。カットイン、ミドルシュートと3連続得点で19-21と2点差に。
ここでジークスターはDFシステムを変更し、コラソンOFを封じようとする。これが功を奏し、コラソンのミスを誘発させ、4連続速攻で11分に19-25と差を広げる。
しかし、コラソンはDFで粘りをみせ、No.19美並、No.2村田の得点などもあり23-26と追い上げる。また再三にわたりNo.27衣笠がサイドシュートをセーブ、さらには一人少ない状況の中、No.17髙橋のスカイプレーなどもとびだし、25-27と追い上げていく。これ以上詰められたくないジークスター、早く追いつきたいコラソン、両チームともに緊張感が増していく。一進一退の攻防をみせる中、23分にNo.2村田のステップシュートで1点差に迫るコラソン。
ジークスターは、サイドシュートをNo.27衣笠にセーブされていたことから修正して、外からのシュートに切り替えて得点を広げていく。残り5分1点を争う試合展開となるが、勝負所でしっかりと決め切ったジークスターと決め切れなかったコラソンの展開となり、29-32で敗戦となった。

目が離せない試合となりましたが、勝負所での差が結果に表れた試合となりました。その中でも、随所に見せたNo.27衣笠のセーブ、10得点とチームOFを牽引したNo.2村田の活躍は今後楽しみになります。

この試合で前半戦が終了し、1ヶ月のブレイク期間となります。後半戦に向けて再度チームを作っていきたいと思います。
東京に駆けつけてくださった皆様、ありがとうございました。