第45回日本ハンドボールリーグ第9節-結果-

14日、敵地にてトヨタ紡織九州との対戦となりました。順位を上げるために負けられない試合となりました。

開始早々、トヨタ紡織のポストプレーでトヨタ紡織が先制。コラソンも、すぐさまトヨタ紡織から移籍してきたNo.19美並のサイドシュートで応戦。両チームGKが序盤から好セーブを連発していく中でどちらが先に主導権を握るかというところに注目が集まった。お互い、一進一退の攻防が続いていくところで、流れを引き寄せたのはコラソン。GK衣笠のファインセーブから、NO.24三村の速攻、No.6赤塚のブラインドシュート、No.26今里のポストシュート、No.13峰岸の速攻で6-3とリードを広げていく。しかし、トヨタ紡織もGKの好セーブを皮切りに4連続得点が巻き返し、12分には7-7と緊迫した試合展開へ。流れがトヨタ紡織へ傾きつつある中、7mTスローのピンチにもGK衣笠が立ちはだかり流れを引き渡さない。両チームともに、取っては取られ2点以上開かない状態で試合が進んでいき、終盤では、No.7石川の豪快なシュート、No.34東江のミドルシュートを中心に攻撃を組み立てるコラソンに対し、トヨタ紡織もセンタープレーヤーや韓国人選手の得点で試合を組み立て、13-13で前半終了。

後半は、トヨタ紡織の2連続得点で試合が動き出す。前半同様、試合を支配していた時間帯が多かったコラソンは、後半も流れをつかみ、No.23佐藤の7mTスローをきっかけに4連続得点で17-15とリードを広げていく。しかしここから両チームのDFがしまったことと、前半から立ちはだかるトヨタ紡織のGKの前に3点差できる場面でなかなかできず、23分には同点に追いつかれてしまう。コラソンは、交代で入ったGK内田も好セーブを見せ、衣笠も7mTスローをまたセーブするなど見せ場を演出。後半残り10分、ミスが許されない中で抜け出したのは、トヨタ紡織。コラソンの単調になったOFを尻目に、4連続得点で20-22で試合を優位に進めていく。残り3分となり、追い付くのが厳しくなってくる中で、キャプテンの東江が魅せる。相手DFの隙をすくミドルシュート2連打で追いつき、残り1分をきってどちらに試合の女神がほほ笑むかわからないところで、10秒でコラソンは相手からOFチャージングでマイボールへ。そのボールをNo.19美並へつなぐが、ここをトヨタ紡織DFが必死に戻りボールをカット。残り3秒のラストチャンスをトヨタ紡織が攻めるが、No.15松信が体をはってボールを奪取しタイムアップ。22-22の引き分けで試合が終了となりった。

敵地で価値ある引き分けに見えるが、試合を終始支配していた中で、3点差に広げないといけないチャンスを掴み切れなかったことや、試合を通して、決定打にかけたことが勝ちきれなかった要因であった。
しかし、終盤負けパターンになる可能性があった中最後までゴールを狙い続けていけたのは成長を感じた試合となった。

次節は、21.23日に開催されるホームゲームとなります。
ぜひご来場よろしくお願い致します。応援ありがとうございました。