第44回日本ハンドボールリーグー14節結果-

10(日)No.34東江太輝選手の古巣である湧永製薬を聖地浦添に迎えての一戦となりました。
勝利が遠いコラソンですが、初勝利を掴みたいところです。

大会冠スポンサーの琉球新報様との集合写真

琉球新報社 取締役読者事業局長 潮平芳和様よりNo.18名嘉へ試合球の贈呈

聖地浦添での勝利を期待する試合はコラソンボールで開始となります。
先制は、湧永製薬。パスワークでDFラインを崩されて外側のカットインプレーで得点されます。対するコラソンは、No.7石川の豪快なシュート、No.1棚原のミドルシュートで応戦。コラソンは、相手エースの利き腕側を強く守り、湧永製薬のOFを封じていきます。DFが機能すると、No.1棚原のステップ、No.6赤塚の速攻などで試合の主導権を握るコラソン。高さのある湧永製薬のDFに対し、パスワークからバックプレーヤー陣がシュートを決め、空いたスペースにNo.21連のポストシュートという流れのいい攻撃で湧永製薬のDFを崩します。湧永製薬も流れを引き戻そうと、カットインプレーを織り交ぜて追いかけますが、要所でコラソンGK内田がサイドシュートをセーブし、湧永製薬に傾いた流れをコラソンに戻します。終盤に、退場者を出してしまうものの、終了間際のシュートも内田がセーブし、14-11とリードして前半を折り返します。

後半立ち上がりも流れがよく、No.21連のポストシュートで加点。湧永製薬は、ボールをもっていない選手が切り込みを入れるなどコラソンのDFを揺さぶり外からエースが打ち込む流れを作り前半と攻撃の変化をつけていきます。コラソンも、No.7石川の得点などで対抗し、3点差をキープ。しかし10分ごろから、コラソンは相手エースを封じ込めることができなく徐々に流れが傾き始める。18分には、同点とされ重苦しい雰囲気となり、守りきれない流れはOFへも影響されます。相手のプレッシャーが強くなり、前半のパスワークが機能しなくなり単発のシュートが多くなるコラソンに対し、そのチャンスを見逃さなかった湧川製薬。サイドの速攻、外からのシュートを警戒し空いた下のスペースでのポストシュートなどで効果的に攻め込まれ、流れを引き戻したいところでしたが、単調になったOFと得点を取らないといけない焦りからかボールが回らなくなり万事休す。後半15分間をノーゴールに抑えられ21-26と逆転負けを喫しました。

試合の3/4を支配していただけに、落胆の色が隠せない試合となりました。
劣勢になった時にどれだけ結束を高められるか、苦しい状況での対応が課題となりました。
次節の大同特殊鋼戦へは、更なる結束と終盤でのシュートの課題を修正してのぞみたいと思います。

お忙しい中、ご来場いただきありがとうございました。

◇ハーフタイムを盛り上げてくださったりゅうちゃんとの7mTスロー対決

◇7得点でOFを牽引したキャプテン石川

◇要所で好セーブでコラソンに流れをもたらしたNo.16内田

◇バックプレーヤーとの連携で得点を重ねていったNo.21連

《撮影:屋良優海子≫

次節ホーム戦は下記となります。
お忙しいところ恐縮ですが、ご来場いただき初勝利へのご声援よろしくお願い致します。

日時:11月16日(土)18:00~
場所:ANA ARENA 浦添
対戦:大同特殊鋼
大同特殊鋼には、日本代表のホープであり、No.34東江太輝選手の弟の雄斗選手が在籍しております。東江兄弟対決にも注目が集まります。