第41回日本ハンドボールリーグ第2節-結果-
本日、第41回日本ハンドボールリーグ第2節が佐賀県にて行われました。
8月の社会人選手権で、7位になった若く勢いのあるチームです。
立ち上がり、No.6赤塚のミドルシュートでコラソンが先制します。
トヨタ紡織九州もGKを中心とした守備からコラソンOFのミスを誘い、速攻で得点を重ね、10分までは、3連取もありトヨタ紡織九州が流れを掴みます。
リズムに乗り切れないコラソンですが、No.17石川、No.6赤塚のミドルシュートなどで対抗します。
勢いをつけたいコラソンでしたが、相手GKにことごとくセーブされ、勢いに乗れません。
逆にトヨタ紡織九州は、守って速攻で4連取し試合を優位に進めます。
コラソンも、終盤No.30趙のカットインなどもあり前半を12-13と1点ビハインドで折り返します。
前半の反省を活かし、OFの確実性とシュートの精度をあげること、相手よりも走ることをチームで統一し、後半にのぞみました。
後半は、両チームとも取っては取る一進一退の攻防が続き、どちらが流れを引き寄せるかがポイントになりました。
膠着状態から抜け出したのはコラソン。
9分頃に相手に与えてしまった7mTスローをNo.16内田がファインセーブし、勢いがつき、No.17石川のシュートや、交代で入ったNo.24三村の連続ゴールで5連続得点し逆転に成功します。
トヨタ紡織も食らいつき、1点を争う好ゲームへ。勝負を手繰り寄せたのはコラソンが退場してしまい数的不利な状況にも関わらず、足を使ったDFから角度の狭いところまでもっていき、No.22石田がシュートを止め、そこから速攻に持ち込むなど、勢いをつけたコラソンが、24-28でリーグ初勝利をおさめました。
苦しい試合でしたが、数的不利の状況で持ちこたえれたことが大きな勝因だと考えます。
応援してくださった皆様に感謝して、19日も試合がありますのでそこに照準を合わせたいと思います。
応援ありがとうございました。
【日本ハンドボールリーグ 戦評】
琉球コラソン 28 (12-13, 16-11) 24 トヨタ紡織九州
『トヨタ紡織九州、ホーム開幕戦勝利を飾れず』
琉球コラソンのスローオフで試合開始。序盤は取って取られてと一進一退の攻防が続いた。新加入№30チャオの連続得点で流れをつかみかけた琉球コラソンだが、トヨタ紡織九州GK岩下のファインセーブで流れを渡さない。一方、トヨタ紡織九州は途中退場の№6中本、ベテラン№2中畠らの活躍もあり、14:13とリードして折り返す。
後半に入っても№12岩下はファインセーブを連発し、その間にリードは3点となり主導権はトヨタ紡織九州にあるかと思われた。琉球コラソンはGK№22石田が10分に味方が退場後の7mスローを阻止し、そこから5連取して逆転。トヨタ紡織九州は相手が退場の2分間に1点も取れず「魔の時間帯」となった。琉球コラソンは勢いそのままに今季初勝利を手にした。