第41回日本ハンドボールリーグ第4節-結果-

第41回日本ハンドボールリーグ第4節が沖縄市体育館にて行われました。
リーグ5位についけている湧永製薬を迎えホーム開幕戦となりました。
先の社会人選手権大会で対戦しており、その時には勝利しておりますが、湧永山脈と言われる身長の高いDFに日本代表のGKがいるチームです。
この日は、JTAゲームのホーム開幕ということもあり、1300名以上の方にご来場いただきました。

日本トランスオーシャン航空株式会社 取締役 東川平 靖様からNo.16内田選手へ試合球を贈呈していただきました。(右:キャビン・アテンダントの高橋様)
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DFからのスタートとなり、相手のポストシュートをこの日スタメンのNo.12田村がファインセーブし、そのボールをNo.17石川が速攻につなげコラソンが先制します。
立て続けに、No.30趙が遠い位置からロングシュートを決め、No.11牧山、No..福田の連続速攻により4連続得点で試合を優位に進めます。
対する湧永製薬もミドルシュートで応戦しますが、No.5村山の連続得点などで得点を伸ばし10-1となったところで湧永製薬がタイムアウトを請求。
流れを変えたい湧永製薬ですが、この日のコラソンDFはよく足が動き相手のシューターに対してしっかりとマークし、No.12田村も要所でファインセーブを連発、中盤連続失点する場面もありましたが終始試合をコントロールしたコラソンが19-7と大きくリードして折り返しました。
ハーフタイムでは、点差は離れているが気持ちを切らさずやることとDFの再確認をして後半にのぞみました。

後半は、開始早々に連続失点してしまいますが、No.30趙の得点や、この日絶好調のNo.17石川が苦しい場面で得点を決め湧永製薬に流れを渡しません。
後半は前半と違い、退場者を多く出してしまう展開になりましたが、その間もDFが安定しておりそこからの速攻、セットOFになっても趙&石川が外から打ち抜くことが出来、得点を伸ばしたコラソンが、34-23で湧永製薬を相手に大勝することができました。

水野裕紀監督が掲げる『一体感』ができており、選手・スタッフ・ファミリアの皆様を含めた勝利であります。

この試合、好セーブを連発したスタメンGKのNo.12田村選手にJTA様からMVP賞が贈られました。
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No.17石川選手は10本中10ゴールや、味方選手などのアシストなどOFを引っ張る活躍をみせた。
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No.11牧山選手の速攻、確率の高いサイドシュートは脅威となった。
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これで、3連勝となりこれからの試合の弾みとなりました。
次節は、25日に愛知県でトヨタ車体と対戦いたします。
厳しい戦いにはなりますが、チームで一体感をしっかり持ち、全員で勝利に向かったチャレンジしていきますので、今後も応援よろしくお願い致します。

国歌斉唱やハーフタイムでホーム開幕戦を盛り上げてくださったスペシャルゲストのTincy様、会場準備のお手伝いをしてくださった読谷高校・北中城高校の皆様、片付けのお手伝いをしてくださった普天間高校の皆様、そして受付け等のお手伝いをしてくださったボランティアスタッフの皆様、お忙しい中、また休日の日にご来場いただきました皆様に感謝申し上げます。

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◇Tincy様による国歌斉唱の様子

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※撮影 大城直也

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 34 (19- 7, 15-16) 23 湧永製薬
 『琉球コラソン、ホーム開幕戦勝利で飾り、3連勝 ! ! 』
 湧永製薬のスローオフで前半開始。先制したのは琉球コラソン。石川の速攻やチャオのミドルシュートなどで4連続得点。前半10分で9-1と8点を追いかける湧永製薬。タイムアウトを請求し、戦術を再確認するが、琉球コラソンの堅い守りを崩すことができない。琉球コラソン石川の連続得点やGK田村の好セーブにより流れは琉球コラソンのまま19-7と12点リードで前半を折り返す。
 後半に入り、湧永製薬も小賀野、谷村の連続得点、琉球コラソンもチャオのミドルシュートで立ちあがりは、一進一退の攻防が続く。琉球コラソンに退場が出はじめて湧永製薬も巻き返しをはかるが、そこに立ちはだかるのが琉球コラソン石川やチャオ。一度も湧永製薬にリードを許さず、34-23でホーム開幕戦勝利を飾った。