第41回日本ハンドボールリーグ第12節

26日(土)広島県にてプレーオフを争う湧永製薬との対戦となり、絶対に落とすことが出来ない一戦を敵地で迎えることになりました。
前節はホームで大勝している相手ではありますが、力のあるチームに対して序盤から優位に進めたいコラソンは、No.17石川のミドルシュートで先制します。対する湧永製薬も沖縄県出身の東江選手のステップシュートですぐさま得点をあげます。
湧永製薬はスペースを利用してポストで得点をとり、コラソンは守りから速攻を主体で攻めていく展開となります。
速攻などで3連取したコラソンがリードを広げていくかに思われましたが、湧永製薬は角度の少ないところからシュートを決めるなど追いすがっていきます。
コラソンは、湧永製薬の高さのあるDFに対してなかなかゴールを割ることができず20分頃には逆転を許してしまいます。
しかし、No.23水野の投入から早さのハンドボールにさらにギアチェンジし、25分には連続得点で再逆転。
26分のタイムアウト後には、No.30趙の連続得点で17-14と3点リードで前半を折り返します。
(No.23水野選手兼監督は、前半のゴールにより通算400得点を達成いたしました。)

後半も、走って得点を伸ばしたいところですが、流れをつかんだのは湧永製薬
コラソンのOFをGKを中心にしっかり守り切り連続得点で前半のビハインド埋めていきます。
9分間無得点に抑えられたコラソンでしたが、No.5村山のカットインやNo.17石川のミドルシュートなどで応戦します。
後半に入ってから湧永製薬の安定したDFから速攻まで飛び出すようになり、18分には同点となります。
ここからは、一進一退の緊迫した試合展開となります。
コラソンはNo.17石川・No.30趙の二枚看板が苦しいところで外から打ち抜いていくのに対し、湧永製薬はルーズボールなどを拾いノーマークの状態からしっかり得点につなげるなどお互い引かない状態に。
残り3分を切ってから、どちらに転ぶかわからない展開となりますが、コラソンのOFに対し、厳しいチェックで不利なシュートを打たし、GKがセーブした湧永製薬。
湧永製薬は体を使ったシンプルなOFでシュートを決め、これが決勝点となり27-28でコラソンが敗戦となりました。

  • 湧永製薬→6勝2分3敗(残り5試合)
  • コラソン→6勝1分5敗(残り4試合)


という結果で、大きな敗戦となりました。
しかし、まだプレーオフ進出が断たれたわけではありません。
年内のリーグ戦はこの試合で終了となりますが、年内は日本選手権があり年明け2月からリーグが再開となります。
最後まで諦めずにチャレンジしていきますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

12月20日~24日 日本選手権(東京)
2017年2月11日 18:30~ 沖縄市体育館(vs トヨタ車体)