第39回日本ハンドボールリーグ第12節

プレーオフ進出に向けて落とせない残り試合。
11日(水)に現在2位のトヨタ車体との対戦となりました。

勝利し、4位にランクアップしたいコラソンは立ち上がりから主導権を握り3連取から試合が動き出します。
対するトヨタ車体もNo.5高智選手を中心とした得点から一進一退の攻防が続きます。
両チームとも膠着状態の中、抜け出したのはトヨタ車体。
コラソンがミスを連発する間に確実にゴールを沈め前半11-14と3点差ビハインドで折り返します。

後半に向けてDFから速攻を再確認し、早い時間帯で追いつきそこから勝負をかけていこうと話し合い後半へ
しかし、後半立ち上がりもトヨタ車体ペースとなり4連続失点などもあり6点差をつけられてしまいます。
なんとか流れを戻したいコラソンですが、なかなかペースが掴めず時間だけが過ぎていきました。
流れがきたのは後半22分を過ぎたところでした。
徐々にDFも機能し、GKとの連携も取れだし、4連続得点から追い上げをはかります。
残り90秒でついに同点に追いつき試合は完全にコラソンペースへ。
逆転を狙ったシュートは残念ながら枠をとらえることができませんでしたが、1分を過ぎ緊迫した試合展開へ
残りのプランをしっかり頭に入れのぞんだコラソンのDF
しっかりと足を使った真ん中を絞ってサイドまで追い込むことができましたが、トヨタ車体が放ったシュートはゴールマウスの中へ吸い込まれ残り30秒。
最後のOFにすべてをかけましたが、終了間際に放ったシュートは相手GKに阻まれ同点に追いつくことができず試合終了のブザーが
結果、24-25で7敗目を喫する形となりました。
追い上げることができた収穫はありましたが、内容よりも結果が問われるこの試合でしたので選手達の落胆の色は隠せませんでした。
この敗戦によりプレーオフ進出の自力での可能性は消えたといっても過言ではありません。
非常に厳しい現実を突きつけられている状況ではありますが、勝つことしか道は残されていないので残りの試合をコラソンハンドボールを展開し勝ち続けたいと思います。

会場で、熱いコラソンコールをしてくださったファミリアの皆様、応援ありがとうございました。

※2月12日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
shimpo_20150212

※2月12日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
times_20150212

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
トヨタ車体 25 (14-11, 11-13) 24 琉球コラソン
 『粘りの琉球コラソン』
 試合開始早々、車体13番冨田の退場があり、コラソンはパワープレーのチャンスをものにし1番棚原のロング、5番村山のカットイン、19番内山のポストシュートで3連取、いいスタートを切るが車体も5番高智のロングなどで追いつく展開に。14分過ぎからコラソンにパスミスが続き、シュートを狙うも車体GK1番木下が好セーブを見せ、14-11と車体が3点リードして前半を折り返す。
 後半開始から、車体は5番高智、10番木切倉、3番石戸、20番渡部で4連取し、コラソンを突き放しにかかるが、6分過ぎから攻撃に勢いをなくし、その間にコラソンも多彩な攻撃で点差を詰めようと試みる。22分にコラソンはタイムアウトで体勢を立て直すと、26分までに15番松信、18番名嘉、23番水野裕紀の連続得点で21-23と2点差まで追い上げる。その後、両チームとも得点を挙げていき、28分にはコラソン33番東長濱、23番水野裕紀で24-24の同点に追いつく。たまらず車体はタイムアウトを請求。最後のプレーに11番津屋が得点し、粘るコラソンを振り切り勝利を挙げた。