対 大同特殊鋼

年内、最後のホームゲームでもあり、GM兼キャプテンの水野裕矢のアキレス腱断裂の大怪我で戦線離脱ということもあり、《水野のためにも》という意識が強い中試合が開始されました。

前半から、アグレッシブなDFからの速攻で大同特殊鋼に立ち向かいました。
ミスも多い中ではありましたが、チーム一丸となり1点ビハインドで折り返すことに成功。

後半も同じように足を使って速攻の展開で試合を進めたかったが、後半立ち上がりからギアをチェンジした大同特殊の攻撃に足がついていかず、またこちらの攻撃でミスが前半よりも目立ち逆速攻で5連続失点をしてしまいました。

後半中盤あたりから、ペースが戻り一時3点差まで詰めることができたのですが、地力に勝る相手にそれ以上反撃することが出来ず結果8点差で試合を終えました。

ファンの方々からは、いい試合だった!これからも期待できる!といった温かい言葉をいただきましたが、現実8点という力の差があるのには変わりません。

上位チームともそれなりにいい戦いができてきている中で、勝つためにはどうしなければならないのか?
メンバー全員が意識を高め残り試合を戦わなければ来季にもつながらないと思います。

お忙しい中、会場に足を運んでいただき誠にありがとうございました。

また、会場設営・応援していただいた沖縄県ハンドボール協会・琉球大学・興南高校・那覇西高校・小禄高校の皆々様に感謝申し上げます。

次の沖縄開催は、2月12日(土)13:30~ 沖縄市体育館にて大崎電気と対戦いたします。

皆様の支えあってのコラソンですので、これからもよろしくお願いいたします。

【以下、日本リーグ戦評抜粋】

大同特殊鋼 32 (14-13, 18-11) 24 琉球コラソン

 『大同、プレーオフ進出を決める!』
 大同のスローオフで始まったこの試合、コラソン村山の速攻、大同岸川のカットインで幕を開けた。コラソンが高田、内山、村山の速攻やカットインで得点を重ねるのに対し、大同も野村、末松、武田などのサイドシュートや速攻で対抗する。前半20分までは、9対8と大同が1点リードしていたが、コラソンが21分にタイムアウトを取ると、高めのアグレッシブなディフェンスで大同の攻撃を止め、前半27分に13対13の同点に追いつく。しかし、大同山城がパスカットから速攻にもちこむと、コラソンがそこでファールを犯し7mスローを与えてしまう。これを大同末松がしっかりと決め、前半を14対13の大同1点リードで折り返す。
 後半は、スタート10分で大同が末松や武田らで4連続を含む8得点で一気にコラソンをつき放し、22対16と点差を広げていく。コラソンも池田や村山の得点でくいさがるが、大同の勢いを止めることができず、32対24でタイムアップ。大同が勝利を収めた。