第42回日本ハンドボールリーグ第5節
本日(23日)第42回日本ハンドボールリーグ第5節が、福井県にて行われ、トヨタ自動車東日本様との対戦となりました。
結果が求められる試合となりました。
お互い静かな立ち上がりでしたが、3分に立て続けにトヨタ自動車東日本のシュートで試合が動き出します。
コラソンは、No.6赤塚のミドルシュートで反撃し、No.9福田のミドル、No.4仲程の7mTスローなどもあり、流れを引き寄せとします。その後も、No.5村山のカットインとGK内田の好セーブからNo.4仲程の速攻で序盤リードを奪います。しかし、トヨタ自動車東日本も強力なバックプレー陣のシュート応戦し、逆転します。どちらに流れが傾くか難しい試合の中、両チームGKの好セーブを速攻に繋げていく展開となります。残り1分で、トヨタ自動車東日本がポストシュートで1点リードしますが、終了間際に7人攻撃からNo.6赤塚がミドルシュートを決め、11-11で前半を折り返します。
後半勝負の中で、スタート奪取に成功したのはコラソン。
No.6赤塚が連続してミドルシュートを叩き込み、勢いに乗ったコラソンは5連取で6点リードを奪います。このまま試合が進むかに思われましたが、トヨタ自動車東日本もじわじわと粘りのOFからコラソンの退場を誘いポストシュートやロングシュートなどで加点していきます。6点あったリードが徐々に縮まり、残り5分で1点差となります。しかし、ここからDFで粘り、相手のキーマンに対してタイトにマークし、最後の1点を死守したコラソンが22-21で大事な試合を勝利で締めくくることができました。
No.7石川を欠いた中での試合でしたが、全員がDFの意識を高く持ち、GK内田を中心として守り切ったことが勝因となりました。
また、No.6赤塚がチーム最多の6得点をあげ、OFを牽引したことも勝利のポイントにあげられます。
明日は、連戦となり三重県にてトヨタ車体との対戦となります。
明日も応援よろしくお願い致します。
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 22 (11-11, 11-10) 21 トヨタ自動車東日本
『白熱した試合、琉球コラソンが制す』
前半はトヨタ東日本のスローオフで試合開始。前半3分過ぎ、トヨタ東日本4番山田の得点。前半10分過ぎまで互いのキーパーの好セーブもありなかなか点が伸びない。その後もトヨタ東日本はセットオフェンスで、琉球コラソンは速攻などで点を取り合い、前半29分琉球コラソンのタイムアウト明け、琉球コラソンの7人攻撃で6番赤塚が得点し11-11で前半を折り返す。
後半、琉球コラソンは監督の23番水野がセンターに入り自ら攻撃を組み立て、連続得点により6点差まで差を広げた。しかし16分、19分の琉球コラソンの退場の間にトヨタ東日本も得点を重ね27分にトヨタ東日本10番玉井の得点で1点差まで追い上げる。終了間際に琉球コラソンがタイムアウトを請求し残り時間を有効に使った琉球コラソンが22-21の1点差で勝利を収めた。