第42回日本ハンドボールリーグ第21節-試合結果-
12日(月)沖縄県立武道館にて湧永製薬を迎えてのホームゲームとなりました。
大会冠スポンサーの沖縄ファミリマート様との記念写真を撮影いたしました。
湧永製薬に所属する沖縄県出身選手のNo.7東江選手に沖縄県ハンドボール協会様から花束の贈呈がありました。プレゼンターはOkinawan GIRLS様からです。
沖縄ファミリマート 広報・マーケティング室室長 岸本 国也様からNo.22石田選手へ試合球の贈呈をいただきました。
1500名を超えるファミリアの前で、勝利を掴みたい一戦となりました。前半、No.15松信のポストシュートで先制します。前回の試合同様No.20中村とトップに据えた5.1DFで湧永のOFを封じる作戦に出ます。中盤まで、湧永も攻めあぐねロースコアの展開となりますが、先に流れを掴んだのは湧永製薬。コラソンDFの連係ミスをつきクロスの展開やポストを有効に使い、外からのシュートを打ち込み、コラソンの退場などもあり6連続得点で21分には5-10と湧永製薬がリードします。セットOFでもなかなか攻め込めないコラソンですが、No.15松信のポストシュートで得点をあげますが、終盤も連続得点した湧永製薬が7-14と大きくリードし前半を終えます。
DFが機能しないコラソンは、水野監督を投入しコラソンの代名詞でもあった高い3.3DFに切り替え後半にのぞみました。昨年ルール改正があり、このDF体形ができなかったのですが、得点差を埋めるには攻撃的なDFに切り替える必要がありました。この作戦が功を奏し、徐々にコラソンが得点を詰めていく展開へ。選手を交代しながら、プレスDFで湧永製薬のミスを誘い、No.4仲程の連続速攻やNo.18名嘉の速攻など追い上げる流れに、会場も盛り上がっていきます。そして、26分にNo.7石川のロングシュートで19-19と同点に持ち込みます。逆転したいコラソンですが、ここで痛恨の退場を出してしまいます。しかし、全員で勝つんだと気持ちが1失点でこの窮地を防ぎ、29分にはNo.5村山のこの日4つあった7mTスローをすべて決め21-21と追いつきます。残り40秒ほどでタイムアウトを湧永製薬が請求し、最後の攻防へ。7人攻撃でコラソンのDFラインを下げ、数的優位をはかる湧永製薬が苦し紛れで角度の少ない場所から飛び込みましたが、無情にもゴールマウスに吸い込まれ21-22と湧永がリードします。残り15秒でタイムアウトをコラソンが請求、最後の攻撃へ全てを賭けます。コラソンも7人攻撃で相手の隙を伺い、あいたスペースでNo.14又吉がミドルシュートを打ち込みましたが、ゴールは枠をとらえきることが出来ずにタイムアップ。怒涛の追い上げでしたが、あと一歩及ばず敗戦となりました。
悔しい一戦となり、勝ちが遠いコラソンですが、成果も出た試合となり、何よりホームでの大歓声の中で力をもえらたことが大きく次節に期待がかかる試合となりました。
今シーズンも残り3試合となりました。
このメンバーで戦える残り少ない試合ですが、来シーズンへ繋がる試合、また見ている方々が熱くなる試合をお見せしますので是非会場にお越しいただきコラソンメンバーへ熱い応援よろしくお願い致します。
今回も、ボランティアのお手伝いをしていただきました皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
◇ハーフタイムにて会場を盛り上げてくださったフラチキ先輩と護得久栄昇様
◇チーム最多得点でOFを牽引したNo.5村山
◇攻守ともに存在感を発揮したNo.15松信
◇OFにアクセントをつけ湧永DFを翻弄したNo.14又吉
◇後半の追い上げの起点となったNo.23水野
◇バレンタイン企画でエスコートとして選手と一緒に入場した天久小の皆様
※撮影:屋良 尚平
【残り試合情報】
2月17日(土)豊見城市民体育館 vsトヨタ自動車東日本(14時スタート)
3月4日(日)沖縄県立武道館 vs大崎電気(15:30スタート)※13時から日本リーグ女子の試合あり
3月10日(土)TGアリーナ(愛知県) vs豊田合成(14時スタート)