第40回日本ハンドボールリーグ第14節

第40回日本ハンドボールリーグ第14節 大同特殊鋼戦が宮城県で行われました。
残り3戦となりプレーオフ進出するためには一つも落とすことができない大事な試合となりました。

試合開始は固さが見られミスや相手GKの好セーブなどもありなかなか得点を奪えません。
2分過ぎに大同特殊鋼が先制をあげ、すぐさま同点においつきますがそこから3連取されます。
しかし、ここから粘りのDFから相手に楽にシュートを打たすことなくNo.1棚原、No.88趙の得点などで一気に逆転し3点リードを奪います。
大同も激しいDFからコラソンのミスを誘い速攻に転じ、前半を13-13の同点で折り返します。

後半も優位に進めていきたかったコラソンですが、連続して退場者を出すなどしてスタートから4連続得点され追いかける展開となります。
タイムアウトを要求し、リズムを元に戻そうとします。No.1棚原、No.18名嘉の連続得点などもあり、徐々にコラソンペースに引き戻していきます。12分から25分まではどちらに流れが傾くかわからない一進一退の攻防となります。抜け出したのはコラソン。
勝負所での3連続得点で28-27と逆転に成功します。
このまま押し切れるかと思われましたが、残り1分を切って同点に追いつかれ、コラソン最後の攻撃も相手GKに阻まれ逆に大同のOFを守り切ることができず、残り8秒で逆転ゴールを許し、すぐに攻撃に転じますがタイムアップとなり28-29で8敗目となりました。

この結果、2年連続のプレーオフには届きませんでしたが、引退選手などもいますのでこのメンバーで戦えるのが残り2試合となりました。
来季へつなげるためにも、最後までコラソンらしさを出して残り2試合勝ちで終われるように戦いたいと思います。
勝利の報告ができず申し訳ありませんでした。
遠くから会場に駆けつけてくださいました、ファミリアの皆様、応援ありがとうございました。

※3月6日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※3月6日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
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《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大同特殊鋼 29 (13-13, 16-15) 28 琉球コラソン
 『大同、プレーオフ進出へ大きな一勝』
 試合開始早々、大同のニューフェイス、20番東江が脚を痛めて交代するというアクシデントがあったが、ピボットプレーヤー22番朴を中心とした攻撃や、3番野村の速攻でリズムを作る大同に対し、コラソンはハーフコートをフルに使ったアグレッシブなディフェンスと88番趙のダイナミックなロングシュートで対抗し、13-13と全くの互角の勝負で前半を終える。
 後半に入ると、コラソンのリズムが崩れ、連続退場を繰り返す間に大同が4点差までリードを広げたが、タイムアウトからディフェンスを立て直したコラソンが、1番棚原を中心にジリジリと追い上げる白熱の展開になる。28分にはコラソンが88番趙のロングで28-27と1点リードするが、3番野村の連続得点で、29-28とした大同がプレーオフ進出に近づく勝利を挙げた。