第44回日本ハンドボールリーグ-10節結果-

28日(土)No.20中村彰吾選手の出身地でもある岩手県にてトヨタ自動車東日本と対戦いたしました。
1勝が遠く、この試合で勝って弾みをつけたい一戦となりました。

コラソンは、高めのDFシステムでプレッシャーをかけて主導権を握りたい作戦でしたが、大きくあいたスペースに走りこまれて失点するケースが多く逆に東日本に主導権を握られる。4分にNo.7石川のミドルシュートで得点をあげるも、東日本にDFを崩されてしまい7分には1-5に。序盤は、No.7石川、No.24三村の個人技などで得点を重ねていくコラソンだが、ミスが多く自分たちの流れにもっていくことができない。16分、No.18名嘉が退場となると数的優位を活かされ18分には5-13と8点ビハインドに。コラソンは、DFシステムを変更、GKもNo.22石田からNo.27衣笠に変更し流れを引き戻したいところで奮起したのが衣笠。0-6DFでスペースを削ってノーマークシュートを減らすことで外からのシュートが増えたが、衣笠が好セーブを連発し流れを呼び込む。相手も攻めあぐねていく中で、No.27三村のサイドシュート、No.6赤塚の速攻、No.10俣野のミドルシュートと得点を重ねていき11-16と得点差を縮めて前半を折り返す形となる。

前半をいい形で折り返せたことにより後半への期待が膨らむ中、立ち上がりからコラソンが試合の主導権を握ります。No.21連のポストシュート、No.24三村サイドシュートなどで追い上げをはかる。東日本も攻撃力のあるバックプレーヤー陣を中心に得点を重ね、追いつかせない。10分、相手の退場者をきっかけに1点差まで迫るが、東日本もマークしていた左利きの選手が個人技で得点し14分には18-22とリードを広げられてしまう。追いつきたいコラソンは14分にタイムアウトを使い流れを戻しにかかり、ここで期待に応えたのは、No.24三村。角度のないサイドシュートも沈め、流れはコラソンへ。No.27衣笠も前半からの好調をキープし気持ちを前面に出したキーピングでサイドシュート、ポストシュートを止めチームに勢いをもたらします。16分から、No.1棚原のカットインを皮切りにNo.18名嘉、No.7石川の中心選手達が得点を奪っていき5連続得点で21分には24-23と逆転。しかし、東日本も素早いスタートから得点し、一進一退の展開へ。コラソンは、パス回しから相手DFを揺さぶり空いたスペースのポストをうまく利用し、No.2村田、No.21連が連続得点で22分には26-24と優位に試合を進めていく。東日本もコラソンDFを交わして得点を重ねていき、粘りのDFでコラソンのミスを誘い26分には26-27と東日本が再逆転。26分にコラソンはタイムアウトを使い、両チーム最多の8得点をあげたNo.24三村がサイドシュートをしずめ同点とすると、27分30秒にDFミスから相手に与えてしまった7mTスローのピンチをNo.22石田がビッグセーブでしのぎ、29分にはDFから相手のパスをカットしそのボールをNo.18名嘉が決め28-27と再々逆転。すぐさま東日本もステップシュートで同点とし、どちらに転ぶかわからない展開へ。残り時間を使ってコラソンは得点機を伺うが、攻めきれず残り時間20秒ほど残して相手ボールに。ここをしのいで最悪同点で終わりたいところであったが、相手攻撃に押し込まれてしまい残り4秒でゴールを割られ万事休す。28-29で初勝利とはならず敗戦となりました。

最後までわからない試合内容ではありましたが、前半の反省、終盤のセットOFがうまく機能しなかったこと、そして相手のキーマンを最終的に抑えることができなかったことが敗因としてあげられます。
ここ数試合、ようやく自分達のハンドボールができてきており、あとは結果だけというところにきております。
苦しい試合が続いておりますが、次節勝利という結果を出すためにチームとしてチャレンジしてまいります。

応援ありがとうございました。