第46回日本ハンドボールリーグ第17節-結果-

14日、兵庫県明石市にて湧永製薬との対戦となりました。

東江選手の古巣でもあり、何より勝星が欲しい一戦はコラソンのスローオフから始まりました。

【以下、戦況】
先制は、湧永製薬。体を使ったプレーで試合が動き出す。コラソンは、すぐさま攻撃に転じ、No.13峰岸のサイドシュートで応戦。積極的にシュートを打っていくコラソンは、No.23佐藤のミドル、No.2村田の速攻、No.23佐藤のブライドシュート3連続得点で試合を優位に進める。湧永製薬もポストを絡めたプレーで応戦するが、すぐさまNo.2村田のカットインで得点するコラソン。5分経過した時点で5-5とハイペースで試合が進んでいく。コラソンは、ミスから湧永ペースになりそうなところで、No.34東江のプレーで退場を誘い、流れを引き戻し、No.19美並のサイドシュートで7-6と逆転に成功。ここから両チーム一進一退の攻防を展開する。湧永は、フィジカルを使ったプレーで押し込むプレーを多用して得点する一方、コラソンはDFから速攻など早い攻撃で対抗。流れが変わり始めたのは、湧永GKが好セーブをみせはじめた22分から湧永が3連続得点し、抜け出す。離されたくないコラソンは、No.23佐藤のステップ、速攻とチームを鼓舞。そのプレーにチームのDFが応え、No.13峰岸のサイドシュート、No.34東江のスカイプレーで17-16と逆転。すぐさま、湧永も得点に結びつけ同点へ。コラソンは、最後の攻撃で7人投入など試みますが、成功せず、17-17で前半を終了する。

後半スタートは、湧永のミスからNo.13峰岸の速攻でコラソンが得点。その後、GK内田の好セーブからNo.7石川の豪快なロングシュートがでるなど持ち味を発揮。石川のプレーで退場者を出している中で、No.2村田のカットイン・No.7石川の個人技で21-18と優位に進める。このままの流れでいくかと思われたが、ポストへのDFに対して過剰にファールしたとしてNo.34東江が退場に。この間に、湧永はサイドを含む3連続得点で試合を振り出しに戻す。悪い流れだったが、No.2村田のパスカットを自分で持ち込み流れを引き戻しにかかりる。さらにNo.7石川が意地のミドルでチームを更に盛り上げる。湧永は要所でGKがセーブをみせるが、同じくNo.16内田も好セーブをみせ引き締まった展開に。後半残り15分24-22とリードを保つコラソン。追い上げられそうな時間帯でNo.7石川のミドル・ステップが光り湧永に追いつかせない。3点差となり、たまらずタイムアウトをとる湧永。湧永が2点差にすると、コラソンは3点差にするといった展開で終盤にさしかかっていく中で、攻撃が単調になり得点が止まるコラソン、その間に湧永はポストを絡めたプレーで29-28と1点差に。どちらに転ぶかわからない展開の中で、立ちはだかったのが、GK内田。カットインプレーに対して、しっかりと面を合わせてセービングし、チームのピンチを救う。その後、No.2村田の力強い1対1で7mTスローを獲得、これをNo.19美並がしっかりと決め30-28と2点差に。1点を争う緊迫した展開は、31-29でコラソンが逃げ切り勝利を収める形となった。

運も味方にした勝利となりましたが、終始止まることなく足を動かし続けたDFと要所要所で決めるべき選手が決めてくれたことが勝因となります。
ようやく3勝目をあげることができました。
応援してくださいました皆様、ありがとうございました。

▶苦しい場面でしっかり仕事をしたNo.7石川

▶個人技が光ったNo.23佐藤

▶古巣相手に奮闘したNo.34東江