第46回日本ハンドボールリーグ-開幕戦-

第46回日本ハンドボールリーグが開幕となりました。
新型コロナウイルスが広まる中ではありますが、開幕に際し、ご尽力賜りました関係者ならびに、いつも応援していただいてくださるスポンサー企業様、ファミリアの皆様に感謝申し上げます。

28日(土)愛知県にて、大同特殊鋼との対戦となりました。
黄監督体制となり、初勝利をプレゼントしたいと意気込んだ試合となりました。

No.19美並のノーマークシュートで幕開けます。大同特殊鋼もコラソンDFの間を割っていき序盤は一進一退の様相を呈していきます。コラソンは、シュートミスや、大同DFに攻めあぐねイージーなミスを積み重ねていき1-5とリードされます。追いかける展開となったコラソンは、No.2村田の個人技で7mTスローを獲得、これをNo.19美並が落ち着いて決め2-5とし流れを引き戻しにかかります。その後、GK衣笠の好セーブをきっかけに早い攻撃からNo.7石川のミドルシュートでじわじわと差を縮めていきます。ここからエンジンかかったNo.7石川が武器のミドルシュートで得点を牽引し、14分には6-6と同点に追いつきます。大同特殊鋼は、速いパス回しからサイドシュートやカットインで、コラソンは、DFから速攻や、No.2村田やNo.7石川の個人技で両チーム一進一退となります。27分にコラソンは退場者を出してしまいますが、ここまでゲームコントロールで影を潜めていたNo.34東江のアンダーシュートで逆転。終了間際には、No.7石川の個人技でシュートをねじ込み13-11とリードして折り返しました。

勝負の後半、立ち上がりからリードを広げていきたいところでしたが、それを大同のDF陣が許しません。前半からも要所で好セーブを先発していた大同GKを中心に、大同DFがNo.7石川・No.34東江に対して厳しくマークしミスを誘発します。立ち上がり3分で13-14と逆転され流れは大同特殊鋼へ。No.2村田の個人技で同点としますが、コラソンのOFが単調になってしまったこと、幾度となく大同GKが立ちはだかり思うように流れを引き寄せることができません。その間に、カットイン・サイドシュートを中心にコラソンから少しずつリードを広げていきます。10分にコラソンはタイムアウトを取り、流れを引き戻したところですが、No.34東江が負傷でコート離れている間に攻撃がうまく機能せず、16分には、17-23とリードを広げられてしまいます。攻撃のオプションを増やして得点を縮めたいところでしたが、OFの悪い流れをDFで断ち切ることができず得点を縮められません。最後まで走って追いかけていきますが、試合を通し大同GKに阻まれてしまったのが流れを戻せなかったポイントになりました。
開幕戦勝利を掴むことができず、22-31で敗戦となりました。

明確な課題が残った試合となりましたが、次節に向けて準備していきたいと思います。応援ありがとうございました。

琉球コラソン(1敗) 22(13-11,9-20)31 大同特殊鋼(1勝)

◇7得点でチーム盛り上げたNo.7石川

◇持ち味の個人技で大同DFを切り裂いたNo.2村田

◇ルーキーながらカットインを武器に存在感を発揮したNo.25垣花