第42回日本ハンドボールリーグ第2節

今シーズン初勝利をかけてアウェーの地佐賀県でトヨタ紡織九州と対戦いたしました。

韓国代表のセンターを中心に機動力が持ち味のチームです。
今年度、社会人選手権大会、国体九州ブロックとともに2敗している相手だけにあり、しっかりと勝利しホームゲームにつなげたいところ。

開始早々、セットOFからNo.9福田のミドルシュートで幸先よく先制します。トヨタ紡織九州もコラソンDFを崩してから外からのシュートで応戦します。No.16内田の好セーブにより流れを掴みたいコラソンですが、逆にトヨタ紡織の早い展開に後手に回ることが多く、序盤はトヨタ紡織のリズムで進んでいきます。しかし、No.5村山の連続得点でコラソンが流れを引き寄せ、No.18名嘉の速攻などで逆転に成功。一進一退の攻防が続いていきますが、村山・赤塚のベテラン組の活躍などもあり前半を11-10と1点リードで折り返します。
内田が要所要所で好セーブを連発しているのもリードで折り返せたポイントであります。

後半、No.21連のパスカットからしっかりゴールを沈め、コラソンペースでスタートとなりました。
トヨタ紡織は、韓国代表のセンターがOFを牽引し、シュートとポストへのパスなどでコラソンDFを切り崩しにかかります。コラソンは、シュートミスやイージーミスなどが続き得点が止まります。
後半12分頃からトヨタ紡織の早いOFからサイドシュートなどで流れを引き寄せ、19分には19-22と逆転となります。コラソンは、タイムアウトを使い意思疎通をはかりますが、ミスから失点してしまい4点差広げられてしまいます。苦しい展開の中、No.7石川がミドルシュートをねじ込みます。
ここからコラソン怒涛の粘りのDFからNo.4仲程、No.2伊計の速攻で27分に追いつくことに成功。
残り3分、トヨタ紡織がタイムアウトを請求しますが、No.5村山のカットイン、No.17浅井のサイドシュートで試合を決め、26-23で逆転勝利を収めることができました。

苦しい試合展開の中でしたが、終始安定していた内田の好セーブと最後まで諦めずにDFから走りきったことが大きな勝因となりました。

結果として勝利することができましたが、ミスの量が多いのでそのあたりを修正して次節のホーム戦にのぞみたいと思います。

次節は、豊見城市民体育館にて18時より北陸電力との対戦となります。
ナイトゲームとなりますので、是非皆様ご来場いただきご声援の程よろしくお願い致します。

また、9.9に向けて親子ペアチケットキャンペーンなるものを実施しております。
2000円にて親子ペアでご観戦いただけますので是非ご検討ください。

次節もホームで勝利し、弾みをつけたいと思います。

応援ありがとうございました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 26 (11-10, 15-13) 23 トヨタ紡織九州
『トヨタ紡織九州、逆転での敗戦でホーム開幕戦飾れず』
前半、立ち上がりは静かな展開だったが、トヨタ紡織九州の積極的なディフェンスからの速攻や、23金の組み立てから3番田中や22番酒井が得点を重ねる。琉球コラソンもインターセプトから5番村山、6番赤塚らが得点を決め10-11琉球コラソンリードで前半を終える。
後半も一進一退の展開が続くも、後半17分からトヨタ紡織九州5番松浦の3連続得点で突き放しにかかるも、琉球コラソンは終盤に追いつき、4番中程らの6連続で逆転し、試合終了。琉球コラソンが今シーズン初勝利をあげた。