第42回日本ハンドボールリーグ第18節-試合結果-

10日(日)韓国代表選手が2名在籍し、前週ホームで終了間際に逆転ゴールを決められ敗戦となったトヨタ紡織九州との対戦となりました。
先制は、トヨタ紡織九州の韓国代表センターのカットインから試合が動き出します。コラソンは、OFを牽引をするベテランNo.5村山のミドルシュートで対抗します。両チームやや固さがみられる中、トヨタ紡織九州のサイドシュートを含む3連打で8分には3-6とされます。しかしコラソンも、No.7石川のミドルシュートやNo.15松信のポストシュートで同点とします。両チームとも流れを引き込みたいとところですが、拮抗した試合となります。この日も7mTスローをNo.22石田がセーブし、ここからNo.14又吉のブラインドシュート、No.24三村の速攻でコラソンがリードを奪います。終盤までお互いの持ち味を出し、試合終了間際にNo.11牧山の速攻で得点したコラソンが15-14と1点リードして折り返します。いい終わり方を継続して後半に繋げたいとことでしたが、相手GKに連続してセーブされリズムに乗れないところをトヨタ紡織九州につけこまれ立ち上がりで同、逆転される展開となります。コラソンは、No.11牧山のサイドシュート、No.7石川の個人技などで同点としますが、トヨタ紡織九州も韓国代表センターの得点により試合を優位に進めます。
流れが変わったのは16分あたりから。2点ビハインドで苦しい状況の中、No.16内田が好セーブを連発し、No.24三村、No.2伊計、No.14又吉の速攻に繋げ同点とします。
その後も、DFの足が動き出し相手のOFを封じ込め、No.1棚原の連続ミドルシュートやNo.14又吉のミドルシュートなどで6連続得点に試合をひっくり返します。このままいくかと思われましたが、相手も粘りのOFからゴールし、DFでもGK中心にシュートを打たさず27分には再度同点となります。その後、両チームとも得点のチャンスがありましたが、両GKがシャットアウトし25-25で試合終了となりました。
勝つことができず悔しい結果となりましたが、連敗を脱出できたのは一歩前進だと思われます。
勝点1しかとれなかったことをしっかり反省し、次につなげたいと思います。

お忙しいところ、ご来場いただきました皆様、また応援して頂きました皆様、ありがとうございました。

次節は、17日福井県にて北陸電力との対戦となります。
今後とも応援よろしくお願い致します。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 25 (15-14, 10-11) 25 トヨタ紡織九州
 『死力を尽くすも、両者譲らず引き分けに終わる』
 前半両チーム3点ずつ取り合った開始4分、トヨタ紡織九州が14番梅本の速攻を皮切りに3連取。しかし、琉球コラソンもすぐさま反撃。7番石川のカットインなどで同点に追いつく。互いに点を取り合った18分トヨタ紡織九州の7mスローを琉球コラソンGK22番石田がナイスセーブ。14番又吉のステップシュートで琉球コラソンがこの試合初めてリードする。トヨタ紡織九州も粘りを見せたが、終了間際琉球コラソン11番牧山の速攻が決まり、琉球コラソン1点リードで前半終了。
 後半先手を取ったのはトヨタ紡織九州。GK12番岩下の好セーブからリズムに乗り3連取。トヨタ紡織九州が優位に試合を進めるも、後半16分試合が動く。琉球コラソンGK16番内田のファインセーブから怒涛の6連取。試合が決まったかに思えたが、トヨタ紡織九州が最後の猛攻を見せる。24番朴のミドルなどで3連取し、同点に追いつく。ラスト1分タイムアウトを取り、勝ち越しを狙うも両者譲らず、引き分けで試合終了。