第42回日本ハンドボールリーグ第17節-試合結果-

9日(土)前節1点差で敗れた強豪の大同特殊鋼との対戦となりました。
大同特殊鋼も負ければプレーオフから遠ざかったしまう試合となり両チームとも緊迫した試合展開が予想されました。
開始早々、No.15松信のDFが厳しいプレーと判断され、退場となり7mTスローを相手に与えてしまいます。しかし、No.22石田がこのピンチをファインセーブしチームに勢いを与えます。数的の不利の状況ではあるが、粘りのOFを見せるコラソンでしたが、GKがいない無人のゴールを決められ大同特殊鋼が先制します。コラソンは、No.5村山のミドルシュートで得点し、ここから一進一退の攻防が展開されます。
コラソンはDFからNo.24三村の速攻などでリズムをつかみにかかります。対する大同特殊鋼は、連続7mTスローやサイドシュートなどでリードを保っていきます。22分には、大同のサイドシュートが決まり6-9と3点ビハインドの展開となります。
苦しいコラソンですが、GK内田の好セーブからNo.6赤塚のカットインで前半を9-11と2点差ビハインドで折り返します。

後半、流れを掴んだのはコラソン。No.5村山、No.11牧山の連続得点ですぐさま同点に追いつきます。
ここから、前半以上に緊迫した試合展開となります。コラソンは、メンバーを変えながらOFにアクセントをつけていきます。コンビプレーからNo.14又吉がゴールを決め盛り上がるコラソンベンチ。大同もルーキーの活躍もあり2点差をキープしながら試合が進んでいきます。追いつきたいコラソンは、19分、23分と7mTスローのピンチの場面で、No.22石田がビッグセーブを連発し、1点差に迫ります。この日は、ことごとく守りの場面で7mTスローの判定とされ得点を縮めることができないコラソンに対し、大同はサイドシュートなどで26分には19-21となります。なんとか追いつきたい場面でしたが、数的優位の状況ではありましたが、焦りからミスを連発、ノーマークとなった場面も相手GKにセーブされ時間だけが過ぎていきます。最後まで足を使ってDFし1点差に迫りましたが、タイムアップとなり、またしても勝点を取ることができませんでした。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大同特殊鋼 22 (11- 9, 11-12) 21 琉球コラソン
 『大同特殊鋼、激戦を制す』
 大同特殊鋼のスローオフで前半開始。27秒コラソン15番松信が退場となり、スタートから苦しい流れとなる。大同特殊鋼は堅いディフェンスとGK久保の好セーブにより得点を与えない。対する琉球コラソンは攻撃を仕掛けるもミスが目立ち、大同特殊鋼の優位の試合展開のまま11-9で前半終了。
 後半開始、両者譲らない攻防が続く。5分に琉球コラソンが同点に追いつくも大同特殊鋼7番久保15番ルーキー原田の活躍もあり得点を許さない。琉球コラソンは1点差まで追いつくき逆転狙うが届かず22-21試合終了となった。