第40回日本ハンドボールリーグ第6節

第40回日本ハンドボールリーグ第6節が愛媛県で大同特殊鋼との対戦となりました。

プレーオフ進出するためには、是が非でも勝利がほしいこの一戦
プレーオフでは無類の強さを誇り、日本一に何度も輝いている強豪大同特殊鋼との大一番
前節から、韓国代表の大型ポストが加わり高さ、強さをあるチームである。

先制点はコラソン
流れるようなパスワークからNo.9福田が鮮やかにサイドシュートを決め試合がスタートします。
大同特殊鋼もルーズボールからサイドシュートを決め同点に。
一進一退の攻防が続きますが、5分頃から韓国代表のポストを利用し得点を重ねる大同特殊鋼に対し、コラソンは防戦一方となります。
5点リード広げられたところで、No.1棚原のシュートようやく追加点をあげることができたコラソン。
それからじわじわと追い上げていきます。
GK内田の調子が上がらないので石田へとスイッチ
そこからDFもタイトにつくようになり逆に大同が攻めあぐねる時間帯となり、そのすきにNo.1棚原の4連続ゴールやNo.15松信のポストシュートなどで追い上げ、前半終了間際、No.21連のポストシュートで同点となり後半戦へ

後半、ペースを握ったのはコラソン
後半途中からエンジンがかかりだしたNo.1棚原の3連続ゴールで試合を優位に進めます。
大同もセンタープレーヤーを中心に得点を重ね一進一退の攻防が続きます。
膠着状態の中で、大同はNo.1棚原にマンツーマンマークをつけコラソンにプレッシャーを与えます。
このマンツーマンでコラソンの得点はストップし、逆にミスなどを連発してしまい相手に速攻のチャンスを与えてしまいます。
踏ん張りたいコラソンですが、ジリジリと差を広げる大同に対し、OFで狂った歯車はDFにも影響し守ることができません。

大同は、センタープレーヤーが12得点と量産し、終盤はメンバーを入れ替える余裕をみせます。
最後まで追いつく姿勢を見せましたが、26-32で力及ばず3敗目となりました。

棚原にマンマークつかれてからの攻めのプランが全体で共有できてなかったこと
イージーミスが多すぎたこと
相手よりも走り勝てなかったこと
などが敗因に挙げられます。

大きな敗戦となり、選手は落胆の色を隠せませんが、自分達のプレーをし続けることができなかったのは大きな問題かと思います。

年内のリーグ戦は今週末の2試合となりました。

この2試合はプレーオフに行くためには落とせない試合であり、絶対勝利が条件となってきます。
修正点をしっかりだし、同じ状態にならないために残り日数でチームを立て直していきたいと思います。

ファミリアの皆様、応援ありがとうございました。

※12月7日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※12月7日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
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《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大同特殊鋼   32 (12-12, 20-14) 26 琉球コラソン
 『大同特殊鋼、勝負所を逃さず4勝目』
 前半、大同特殊鋼は琉球コラソンの3-2-1ディフェンスに対して、22番朴のブロックなどによりできたスペースを4番藤江のカットインなどで得点を重ね、11分過ぎ5点差までリードを広げる。一方琉球コラソンも1番棚原のステップシュートや速攻が決まり始め、23分には同点とする。その後両チーム共得点を重ね、12-12の同点で前半を終えた。
 後半、大同特殊鋼は琉球コラソン1番棚原に対してマンツーマンディフェンスに付く。後半6分琉球コラソン21番連の2分間退場をきっかけに大同特殊鋼が4連続得点でリードを広げる。琉球コラソンは大同特殊鋼12番久保のセーブなどでリズムが掴めない。その後も流れを渡さなかった大同特殊鋼が32-26で勝利した。