第39回日本ハンドボールリーグ第10節

年内最後となった日本ハンドボールリーグ第10節
13日(土)にプレーオフ進出を争う大同特殊鋼との大一番を迎えました。

これに勝利すればプレーオフへ大きく繋がり
負ければ遠のく大事な一戦となりました。

互いにDFから速攻を武器とするチームでありどれだけOFでの成功率をあげるかが試合左右すると思われました。

先にリズムを掴んだのはコラソン
互いにDFが機能しなかなか得点が入らない状況で前半5分頃、No.1棚原のミドルシュートによりコラソンが先制。
すかさず大同も得点を奪いますが、No.19内山の連続得点などもあり15分まではコラソンが優位に試合を進めます。
しかしバックプレーヤ陣対し、厚く守備を固める大同DFに得点を奪えることができない中、大同の速攻、得点源でもある右サイドのシュートなどで5連続得点を許し大同が主導権をとりました。
流れを引き寄せたいコラソンでしたが、大同DFに対し攻めきることができず、またGKの好セーブもあり得点が伸びず前半を8-14と大きく離されてしまいます。

後半早々に追いつきたいコラソンとさらに優位に試合を進めたい大同という中で先に流れを掴んだのは大同特殊鋼。
コラソンがミスをする中でセンターを中心に着実に得点を重ねリードを広げます。
追いつきたい焦りからかOFでのミスが目立ち、DFに関しても高く上がりすぎたスペースをうまく利用されコラソンの良さが見る影を潜めます。
さらに退場者を出すなどし、後半30分はチャンスらしいチャンスも作れず、20-29で5敗目となりました。

この試合がどれだけ大事かわかっていた選手達も落胆の色が隠せませんが、やってきたことをプレーで表現できなかった、また相手チームにさせてもらえなかったことが反省となりました。
今シーズンの大一番で一番の悪い結果となりました。
この試合の敗戦でプレーオフ進出が大きく遠のく結果となりましたが、まだのぞみはありますので年が明けてからの1試合1試合をしっかり戦いプレーオフの切符を獲得したいと思っております。

会場で、熱いコラソンコールをしてくださったファミリアの皆様、応援ありがとうございました。

年内のリーグ戦は終了となりましたが、残された全日本総合に向けてしっかりと調整していきたいと思います。

※12月13日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※12月13日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
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《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大同特殊鋼 29 (14- 8, 15-12) 20 琉球コラソン
 『GK久保の好守が光り、大同がホーム最終戦を勝利で飾る』
 序盤は互いに激しく守りあいロースコアな試合展開に。5-7とコラソン2点リードの場面から、大同が11番平子、7番地引等で5連続得点を挙げ10-7と形勢を逆転、GK12番久保のファインセーブも飛び出し、試合の流れが大同に傾く。コラソンも1番棚原、18番名嘉で追いすがるが、大同11番平子のサイドシュートなどで得点を重ねた大同が14-8とリードを広げ前半を折り返す。
 後半の立ち上がり、4番藤江のカットインから3連取した大同。開始3分で17-8とし、試合を更に優位に進める。その後、追撃を試みるコラソンであったが、前半同様の好守を見せる大同GK12番久保の活躍にも阻まれ、点差を縮めることができない。結局、後半もリードを広げた大同が29-20で勝利した。