全日本社会人選手権大会-初日結果-

本日から開幕しました社会人選手権大会初日の結果報告いたします。
社会人の中でも常に上位に位置し、数々の歴史と伝統あるHONDAとの一戦となりました。

立ち上がりからリズムを掴み主導権を握りたいコラソン。HONDAのスローオフで試合がスタートします。先制はHONDA。センタープレーヤーの隙間からのステップシュートで試合が動き出します。コラソンもすぐさま応戦したいところでしたが、立ち上がりのOFはミスの連続で得点が伸びません。コラソンは、GK衣笠がサイドシュートや相手のノーマークなど、主導権が渡りそうな場面でも立ちはだかり、そのボールを新加入の東江のブラインドシュートやNo.21連のポストプレーなどに繋ぎ流れを引き戻します。HONDAの攻撃にも慣れてきたものの、パスミスなどが目立ち波に乗りたい場面で相手に得点を許し、流れを掴めないまま時間が過ぎていきます。HONDAはセンタープレーヤーとポストの縦の2対2を起点に、コラソンDFの隙をつきながら得点しにかかりますが、GK衣笠がここぞという場面で好セーブをみせます。しかし、終了間際に意表を突くクイックシュートで前半を8-9と追いかける展開となります。
失点は監督の指示通り抑え込んだものの、得点が伸びずに流れに乗り切れない。明らかにミスによる不完全燃焼な前半となりました。

後半、立ち上がりで追いつきたいところでしたが、攻撃でのミスで逆に2失点を喫し、8-11と流れを引き渡してしまいます。なんとか得点したいコラソンは、ポストの連を起点として、戻ってきた棚原のミドルシュートなどで応戦します。前半から好セーブを見せていた衣笠は、後半になってからも凄みを増し、コラソンのOFミスからの相手のノーマークチャンスもシャットアウトし、15分頃には逆転に成功します。
この勢いで突き進むかに思われましたが、コラソンは、退場者を出してしまいそのすきに徐々にHONDAに迫られます。得点が止まってしまったコラソンに対し、HONDAは速攻や、相手センタープレーヤーの個人技などで得点を重ねていき1点を争う展開となります。コラソンは、得点が伸びない中、No.1棚原の個人技、No.3中川の個人技で相手を退場に誘い込み、このチャンスで得点を重ねます。残り5分を切って一進一退の攻防の中、No.23佐藤が豪快なミドルシュートとダメ押しとなるステップシュートで残り時間を残し勝利を確信。残り40秒で相手もDFラインをあげてプレッシャーをかけますが、冷静に試合を運んだコラソンが22-20で苦しみながらも初戦を勝ちきることができました。

GK衣笠が大きくチームの勝利に貢献し、No.1棚原・No.23佐藤が揃ってチーム最多の6得点とチームを牽引しました。石川・松信と攻守の柱が今回ケガで帯同していない中、苦しみながらも勝ちきったことは大きな成長と感じております。
明日は、王者のトヨタ車体との対戦です。
今日の試合内容、特に立ち上がりの部分を繰り返してはかなり厳しくなるはずですので、今日の反省を活かして明日の試合にのぞみたいと思います。
応援ありがとうございました。

6点→No.1棚原・No.23佐藤
3点→No.7東江
2点→No.10俣野
1点→No.3中川・No.6赤塚・No.9福田・No.18名嘉・No.21連