第42回日本ハンドボールリーグ開幕戦-試合結果-
琉球コラソンの10年目のシーズンが27日開幕致しました。
2試合総当たりだったリーグ戦が、今シーズンから3試合総当たりとなり試合数も増え、また各チームも外国人選手の補強や東京オリンピックに向けて力を入れてきている中で、どのチームが勝ちあがるか例年以上に見えないリーグ戦となると思われます。
開幕戦は、沖縄県出身、また日本代表でも活躍している東江選手を擁する強豪の大同特殊鋼との対戦となりました。
試合開始前に、東江選手へ母校興南高校より花束の贈呈がありました。
大会冠スポンサーの琉球銀行様との記念写真を撮影いたしました。
琉球銀行 営業統括部部長の古堅雄二様からNo.18名嘉主将へ試合球を贈呈していただきました。
試合早々、立て続けに2連取されますが、No.7石川の個人技ですぐさま同点に追いつき好ゲームの展開が続きます。
両チームともDFが締まりなかなか得点がない中、大同特殊鋼はコラソンのミスに乗じ、速攻で得点を広げ4連続ゴールで流れを引き寄せます。
コラソンはタイムアウトを取得し、その直後、新加入のNo.4仲程が技ありのサイドシュートで会場を沸かせます。
両チーム一進一退の攻防が続きますが、東江選手を中心に攻める大同のOFを守り切れず前半を8-14と苦しい展開で終えます。
後半、走りの部分の徹底と、OFでの再確認をしのぞんだ後半戦。
No.9福田のステップシュートで幸先よく得点します。
流れを引き寄せたいコラソンですが、東江選手の個人技などもあり8点差をつけられてしまいます。
しかし、コラソンはDFLラインを高めにしアグレッシブにシステムを変更。
これが功を奏し、徐々に得点をつめていきます。
後半から出場した新加入のNo.17浅井が角度の少ないところからサイドシュートを決め、チームを鼓舞します。
終盤には、相手の退場を機に、3連続得点で流れを引き寄せますが、前半のビハインドが響き、25-31で初戦白星スタートとはなりませんでした。
前半の得点がすべての試合でしたが、要所要所でのシュートミスやイージーなミスなどが勝敗を左右したと思われます。
GK陣も不発に終わってしまったので、次節にしっかり修正して勝利を勝つ取るためにのぞんでいきたいと思います。
夏休み最終の日曜日に関わらず、たくさんの方々にご来場いただきほんとうにありがとうございます。
次節は、9月2日(土)佐賀県にてトヨタ紡織九州と対戦いたします。
次のホームゲームは、9月9日(土)豊見城市民体育館にて18時より北陸電力との対戦となります。
国歌斉唱やハーフタイムでホーム開幕戦を盛り上げてくださったキコ様、会場準備のお手伝い、片付けのお手伝いをしてくださった那覇高校・首里高校・小禄高校女子・那覇商業女子・那覇西高校の皆様、そして受付け等のお手伝いをしてくださったボランティアスタッフの皆様、お忙しい中、また休日の日にご来場いただきました皆様に感謝申し上げます。今シーズンも応援お願い致します。
◇国歌斉唱やハーフタイムなどで試合を盛り上げてくださったキコ様
◇チームのOFを牽引したNo.7石川
◇新人ながらサイドシュートを全て決めたNo.17浅井
※撮影:屋良 尚平
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大同特殊鋼 31 (14-8, 17-17) 25 琉球コラソン
『大同特殊鋼、堅い守りで開幕戦を勝利』
前半、大同特殊鋼が13番池辺のミドルで先制するが、琉球コラソンも7番石川18番名嘉で追いつき、15分までは互角の展開。15分すぎに大同特殊鋼は、24番杉本のサイド、速攻でリードを奪う。琉球コラソンも4番仲程のサイド、速攻で反撃を試みるが、大同特殊鋼は、20番東江を中心にリードを広げ、14対8で折り返す。
後半、琉球コラソンは、17番浅井のサイドシュートでの連続得点などで追いかけるが、大同特殊鋼は、GK1番田中、14番千々波を中心とした堅い守りと、20番東江を中心とした多彩な攻めでリードを広げ、31対25で大同特殊鋼が開幕戦を勝利した。