第42回日本ハンドボールリーグ第9節
22日(日)福井県にて北陸電力様と対戦いたしました。対戦間が2週目に入り、大事な一戦となりました。
前日に続き、セットOFからNo.7石川のミドルシュートで幸先よく先制します。前日の反省を活かして、約束事の徹底をはかり攻守の切り替えのところを早くし、北陸電力の速攻を防いでいきます。北陸電力は、サイドシュートやエース選手の個人技で得点を重ねていきます。
対するコラソンは、No.4仲程の速攻とサイドシュート、No.9福田のミドルシュートなどでリズムを作ります。No.24三村など、交代で入った選手が結果を残す働きもあり試合を優位に進めていきます。
しかし、ミスから相手に得点される場面もあり、前半を13-10とリードで折り返します。
自分達で流れを渡さないようにと指示があり、迎えて後半。
No.9福田、No.11牧山、No.17浅井の3連続得点でコラソンが主導権を握ることに成功します。北陸電力も負けじと、相手エースプレイヤーの個人技が冴え離されまいと引き下がります。突き放せるところで、シュートミスから失点してしまうなどなかなかリズムに乗れないコラソン。逆に勢いが増してきた北陸電力に対し、立ちはだかったのがGK内田。
相手のノーマークチャンスを防ぎ、3点差から追いつかせることがなく、25-22で逃げ切る事ができました。
勝利という結果は残すことができましたが、快勝とはいかず、課題の残る試合となりました。ミスが起こった後の対処や、チームでのカバーリングなど細かいところを今後詰めていく必要があります。
今シーズンは、どのチームも星の潰し合いをしている状況です。一つでも順位を上げる為には、しっかりとチームの約束事の徹底と与えられた時間でベストなパフォーマンスをすることが大事になってきます。
次節は、29日(日)宜野湾市立体育館にてトヨタ紡織九州との対戦となります。
ホーム戦で皆様に勝利をお見せできるようにチーム一丸となり戦いますので、是非会場での観戦をよろしくお願い致します。
宜野湾市初開催となります。皆様のご来場を選手一同お待ちしております。
応援ありがとうございました。
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 25 (13-10, 12-12) 22 北陸電力
『琉球コラソン4勝目、北陸電力を退ける』
前半、北陸電力のスローオフで試合開始。琉球コラソン7番石川、北陸電力5番久保の得点で試合が幕を明ける。前半15分までシーソーゲームが続くが、琉球コラソン7番石川のロング、1番棚原の投入により連続得点で波にのる。しかし、北陸電力も30番川島の2連続得点、5番久保、3番藤坂の速攻で食らいつく。前半残り9秒、琉球コラソン7人攻撃で1点を狙うが北陸電力が守り10-13折り返す。
後半、北陸電力はディフェンスで粘るが琉球コラソン9番福田ミドル、11番牧山の速攻で北陸電力を突き放す。なんとか点差を縮めたい北陸電力は、30番川島の1対1、ロング、カットインで琉球コラソンを追う。残り1分半、ディフェンスがマンツーマンディフェンスにシフトチェンジしパスカットから得点を狙うも、琉球コラソンは落ち着いて得点を重ね、22対25で4勝目をつかむ。