第42回日本ハンドボールリーグ第3戦-試合結果-

ホーム第2戦が9日に豊見城市民体育館にて北陸電力を迎えての琉球新報ゲームとなりました。
若い力で勢いがあり、特にバックプレーヤーの力強いシュートが武器のチームである。

大会冠スポンサーの琉球新報様との記念写真を撮影いたしました。

琉球新報社取締役読者事業局長 潮平芳和様からNo.21連選手へ試合球を贈呈していただきました。

試合は、北陸電力ルーキーのミドルシュートから動き出します。2連続得点され動きが固いコラソンメンバーですが、No.7石川のミドルシュートからNo.5村山のカットインと連続得点で盛り返します。ここから、北陸電力は7人攻撃などをたくみに使い得点を重ねていき、対するコラソンはNo.9福田のミドルシュートやNo.6赤塚の速攻などで対抗します。
OF面でミスが目立つコラソンに対し、北陸電力は7人攻撃で確実に得点を追加していきます。
3点差リードされますが、前節から好調をキープしているGK内田がこの日も好セーブを連発し、残り30秒でNo.14又吉のブラインドシュートで1点差とし、前半を13-14と1点ビハインドで折り返します。

後半も北陸電力が2連取し、重苦しいスタートとなりますが、No.7石川のミドルシュートと、個人技で相手を退場にし流れを引き寄せます。
ここから3連続の7mTスローをルーキーのNo.4仲程が確実に決めついに逆転します。流れがコラソンに傾きましたが、ミスから速攻で連続得点されリードされる展開へ。しかし、No.16内田の好セーブからNo.9福田連続得点とNo.24三村の速攻で再逆転に成功。このまま差を広げていくかに見えましたが、OFが噛み合わず得点が止まってしまいます。
苦しい時間帯でありましたが、GK内田がチームを救うセーブを連発し、No.23水野が相手DFをすり抜けゴールを決めると、最後はNo.5村山が連続得点で勝負あり。北陸電力も最後まで粘りますが、26-24でホームで初勝利をあげることができました。

この試合、7mTスローを全て決めチームに勢いをもたらしたNo.4仲程選手へ琉球新報社読者事業局次長 松元剛様よりMVP賞が贈られました。

◇ハーフタイムでは、機材トラブルにて演奏できませんでしたが、会場を盛り上げてくださり、終了後の演奏で、勝利を祝福してくださったP-famの皆様

◇チームを勝利に導くビックセーブを連発したNo.16内田

◇要所で得点を決めOFを牽引したNo.5村山

◇高確率のシュートで流れを引き寄せたNo.9福田

※撮影:屋良 尚平

次節は、16日(土)広島県にて湧永製薬と対戦。
また、次回ホーム戦は、10月29日(日)宜野湾市立体育館にて14時よりトヨタ紡織九州と対戦となります。

ホームゲームを盛り上げてくださったP-fam様、会場準備のお手伝い、翌日の片付けのお手伝いをしてくださった伊良波中・豊見城中・長嶺中・東風平中の皆様、そして受付け等のお手伝いをしてくださったボランティアスタッフの皆様、お忙しい中、また休日の日にご来場いただきました皆様に感謝申し上げます。次回も応援よろしくお願い致します。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 26 (13-14, 13-10) 24 北陸電力
『琉球コラソンが接戦を制し2勝目 ! ! 』
前半、両チームの一戦ディフェンスの堅い守りにより、前半10分まで3-3のロースコアの展開。試合を優位にすすめたのが、北陸電力の7人攻撃。琉球コラソンの不正交代も重なり、リードする展開となった。しかし、琉球コラソン16番内田の好セーブから速攻へとつなぎ、14-13と1点差まで追いつき、粘りを見せた。
後半開始より一進一退の白熱した攻防となった。後半5分、琉球コラソン7番石川のカットインが一発退場を誘い、数的有利となった琉球コラソンが同点に追いつく。さらに琉球コラソン16番内田のスーパーセーブがチームを何度も救い、監督兼選手の23番水野のミドルシュートで北陸電力を突き放し、接戦を勝ち取った。