第42回日本ハンドボールリーグ第12節-試合結果-
11日(土)、ホーム浦添市民体育館にトヨタ車体を迎えての対戦となりました。
トヨタ車体は現在、リーグ2位につけおり、沖縄出身選手も在籍しており、創設以来1度も勝った事の無い相手ではありますが、このホームで勝利を掴み、反撃を開始したいところです。
大会冠スポンサーのエールクリエイト様との記念写真を撮影いたしました。
トヨタ車体に所属する沖縄県出身選手のNo.14玉城選手と同じく沖縄県出身の島尻真理子レフリーに沖縄県ハンドボール協会様から花束の贈呈がありました。(玉城選手には、神森小HCからも花束が贈られました。)
浦添市長松本哲治様より、大会挨拶並びに両チーム・観客様へご挨拶を頂戴いたしました。
エールクリエイト株式会社取締役事業企画部長 比嘉澄人様からNo.16内田選手へ試合球式を行いました。
約1500人の大歓声の中で、試合が開始されトヨタ車体の先制で動き出します。コラソンは、No.4仲程が7mTスローのこぼれ球を決め得点、またNo.15松信の速攻で会場を盛り上げます。トヨタ車体も固いDFから速攻とルーキーの個人技などで試合を優位に進めます。なかなか得点が奪えないコラソンでしたが、No.7石川、No.5村山、No.9福田の3連続得点で逆転に成功。トヨタ車体もセットOFから得点を奪い、一進一退の攻防となります。コラソンは、GK内田要所で好セーブを連発し、相手に流れを渡しません。OFでは、パス回しから、空いたスペースへポストが走り込み得点し、2点リードします。
かわったメンバーでNo.20中村も持ち味のアグレッシブなDFでチームを鼓舞し会場を盛り上げます。
しかし、退場者を出してしまい、試合終了間際にゴールを決められ9-9の同点で前半を終了します。
数的不利からのスタートとなりましたが、かわってゴールマウスに入ったNo.12田村がノーマークシュートをセーブするなど流れを渡しません。しかし、相手DFとGKを崩すことができず得点が伸びてきません。それに同調するように、DF面でも統率が欠け、崩されるケースが多くみられ17分には11-19と大きくリードをゆるしてしまいます。どうにか追いつきたいところですが、トヨタ車体GKの壁が厚く得点が伸びません。トヨタ車体は、しっかり守り、確実なOFで得点を伸ばしていき優位に進めていきます。コラソンは、No.4仲程のサイドシュートやNo.7石川のミドルシュートなどで意地をみせますが、追いつくことができず19-25で8敗目となりました。
前半と後半でDFが崩れてしまったことや、相手GKを崩せず得点を伸ばせなかったことが敗因です。得点力のアップが大きな課題ですが、安定したDFが後半に雑になってしまったところは大きな反省です。
厳しい試合が続いておりますが、次節に向けてしっかりと立て直し、勝点をとれるように戦っていきます。
今日で、リーグの半分を消化しました。残り半分の試合で、プレーオフに向けて負けられない試合が続いていきますが、上を向いて戦っていきます。応援ありがとうございました。
◇ハーフタイムでは、子供達とGK田村の7mTスロー対決を行いました
◇試合後のカンファレンス(左から名嘉キャプテン・水野監督、トヨタ車体の香川監督・玉城選手)
※撮影:屋良 尚平
次節は、18日宮城県にてトヨタ自動車東日本と対戦いたします。
【次回ホーム情報】
日時:12月2日(土)14:00試合開始
場所:宜野湾市立体育館
対戦:トヨタ紡織九州
日時:12月3日(日)14:00試合開始
場所:宜野湾市立体育館
対戦:豊田合成
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
トヨタ車体 25 ( 9- 9, 16- 9) 18 琉球コラソン
『トヨタ車体、琉球コラソンを下し8勝目 』
琉球コラソンのスローオフで始まったゲームは、トヨタ車体10番木切倉のカットインで先制。琉球コラソン4番仲程のシュートで追いつくが、両チームのキーパーの好セーブもあり、前半13分を過ぎても相手ディフェンスを崩すことはできず、得点は動かない。琉球コラソンの速いパス回しから琉球コラソン5番村山のポストプレーで流れをつかんだように見えたが、トヨタ車体の勢いあるプレーで連続得点。流れを変えたい琉球コラソンはタイムアウト後、全選手を入れ替える。そのディフェンスが機能し、琉球コラソンの勢いそのまま、9-9で前半を折り返す。
後半立ち上がり、はなしにかかりたいトヨタ車体だが琉球コラソン12番田村の好セーブに幾度となくはばまれる。なかなかトヨタ車体のディフェンスを崩すことができない琉球コラソン。逆にトヨタ車体はセットプレーから18番吉野、11番津屋の連続得点で点差を広げていく。終盤琉球コラソンがくらいつき、追撃するもトヨタ車体が攻守ともに琉球コラソンを上回り、8勝目をあげた。