第40回日本ハンドボールリーグ第9節
第40回日本ハンドボールリーグ第9節が奥武山武道館にて豊田合成との対戦となりました。
この日は、エールクリエイトゲームとなりました。
エールクリエイト株式会社 代表取締役 仲田憲仁様からNo.23水野選手へ試合球を贈呈していただきました。
No.15キャプテン松信のポストシュートでコラソンが先制します。
合成もすぐにNo.21小塩選手のシュートで追いつき一進一退の展開となりました。
コラソンは、この日がリーグ戦デビューとなった196cmの台湾代表No.88趙が得点を重ねていくOFを牽引していきます。
合成は、ポストを利用した展開で得点を重ねていきますが、要所要所でGK内田が立ちはだかりじわじわとコラソンが突き放しにかかります。
安定したOFを見せるコラソンが18-14で前半を折り返しました。
後半、GKを内田→石田へ変更し、LW(ライトウイング)をNo.18名嘉→No.9福田へと布陣を変えてのぞみました。
この采配が功を奏し、No.1棚原・No.9福田の連続ゴールで完全に流れに乗り切り、相手のノーマークシュートもGK石田がファインセーブし試合をコントロールしていくコラソン
この日、カットイン、ロングシュートとOFでの活躍が目立った趙は後半も得点を量産しチームに勢いを与えました。
途中出場していく選手たちも、自分のカラーを出して手を緩めることなく豊田合成を圧倒し、38-27で4勝目となりました。
負けらない大事な後半戦の初戦ということもあり、またホームの大歓声を受けて試合は次節に弾みをつける試合となりました。
両チーム最多の11得点のNo.1棚原選手にエールクリエイト株式会社 代表取締役 仲田憲仁様よりMVP賞が贈呈されました。
お忙しい中、ご来場いただきましたファミリアの皆様、誠にありがとうございました。
次節は、13日沖縄市営体育館にてトヨタ紡織九州と対戦いたします。
次節以降も応援の程よろしくお願い致します。
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 38 (18-14, 20-13) 27 豊田合成
『琉球コラソン攻守かみ合う、快勝で4勝目 !』
前半お互いに負けられない一戦の両チーム。琉球コラソンは高い位置からプレッシャーをかける3:3ディフェンス、豊田合成は体格を生かした6:0ディフェンスでスタートした。琉球コラソンは棚原のロングシュート、ポスト松信とのコンビ、新加入趙のブレイクスルーで攻撃を組み立てる。豊田合成はスピード豊かなトランジションからのブレイクスルーポストでのアウトナンバーをつくる攻撃で対抗した。前半の終盤と後半の立ち上がりのファウルトラブルから、豊田合成がリズムを崩し、ミスを連発、琉球コラソンが効率よく速攻につなげた。豊田合成は戦術を変え、ドリブルからの突破や棚原へのマンツーマンディフェンスなどで応戦するも時すでに遅し、琉球コラソンが快勝で4勝目をつかんだ。