第40回日本ハンドボールリーグ第7節
第40回日本ハンドボールリーグ第7節が愛知県でトヨタ自動車東日本との対戦となりました。
プレーオフ進出するためには絶対に負けれない相手であり、チームカラーもコラソンと似ている堅守から速攻で得点を重ねていくチームです。
日本代表選手が2名おり、急速にチーム力が上がっている相手にどう戦うかが試されました。
No.6赤塚の個人技で試合が開始されました。それからは、お互い取っては取られの一進一退の攻防が続きます。
新しいDFシステムを使用しのぞみましたが、相手のミドルシュートに対応できず得点を取られていきます。
攻撃のミスから東日本に速攻を与えてしまいますが、GK内田が顔面でセーブしチームを救います。
負傷で一時内田から石田にスイッチし、流れをもっていきたいコラソンでしたが、相手エースのシュートが入る状態が続き、リズムがつかめない。またOFでもなかなか連係が取れない状態が続き、前半は11-14の3点ビハインドで折り返します。
練習してきたことをしっかり出そうと話し合いのぞんだ後半戦
後半の出だしは上々で、相手が退場している間に、No.23水野、No.6赤塚が得点を重ね少しずつ差を縮めていきます。
東日本も前半好調のエースの個人技を軸に流れを引き渡さず膠着した展開となります。
流れが変わったのは後半11分頃、相手の退場をきっかけに4連取しようやく同点に追いつきました。
ここでDFシステムを本来の形にしたことも功を奏し、流れは完全にコラソンへ
No.1棚原の4連取もあり逆転に成功し、このまま流れでいくかと思われました。
しかし、タイムアウト明け直後から、シュートミスや相手のタイトなDFにミスを連発し逆に相手にチャンスを与えてしまいます。
しっかり我慢してきた時間帯から一転、残り9分間は、無得点状態
逆に東日本は、コラソンのミスを見逃さず速攻、セットOFでも流れの展開からエースのミドルシュートで突き放され、22-27で痛い痛い敗戦となりました。
勝つことが何よりも重要だった一戦を落とし落胆の色が隠せません。
練習してきたことが1試合通してできなかったことや、ミスの多さがやはり目立ちました。
勝負所での集中力の差が相手よりも下回っていたと思われます。
結果を真摯に受け止め次節に挽回したいと思います。
会場に駆けつけてくださいました、ファミリアの皆様、応援ありがとうございました。
※12月13日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
※12月13日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
トヨタ自動車東日本 27 (14-11, 13-11) 22 琉球コラソン
『トヨタ自動車東日本が粘りのディフェンスで勝利!』
前半、序盤から両チームとも積極的なディフェンスで相手の攻撃を防ぎ接戦を展開する。トヨタ東日本はカットインによる得点、コラソンは棚原の個人技などで得点するが点差は開かない。終盤、確実にシュートを決めたトヨタ東日本が3点リードで折り返す。
後半、序盤両チームとも退場が続き、トヨタ東日本がリードを保ったまま試合が展開する。中盤コラソンは一気に追い上げ逆転に成功する。しかし終盤、トヨタ東日本はGK関口の連続セーブで失点を食い止め6連続得点し、27-22で勝利を手にした。