第37回日本ハンドボールリーグ 第10節
長らく更新ができずに大変申し訳ございませんでした。
少し控えさせていただいてたのもありますが、また今週からしっかりと皆様に情報をお届けしたいと思いますので今後共宜しくお願い致します。
さて、水野兄弟の地元山梨で行われました、第37回日本ハンドボールリーグ 第10節の報告です。
プレーオフの座をめぐり熾烈な争いを繰り広げておりますが、今回の相手はコラソンの一つ上をいくトヨタ紡織九州さんとの対戦でした。
ホームで勝っているとはいえ、日本代表経験のある選手も数名在籍し、リーグ内でもトップレベルの走るハンドボールをするチームです。
水野兄弟の地元ということもあり、絶対に勝って華を持たせてあげたいとチームで思っておりました。
今回は、普段と違うDFシステムを導入し相手をかく乱させ主導権を取り試合を支配しようと考えておりました。
前半は、GKとDFの連携が合わず失点する場面が多くトヨタ紡織のペースで進んでいきますが、中盤あたりからDFが機能するようになり速攻が出はじめ、ようやくペースをつかみます。しかし、相手も着実にゴールを重ね前半は15対15で折り返します。
後半もシーソーゲームの展開は変わらず、2点差以上は離れない引き締まった試合になりました。
勝負所でDFを高めに切り替え相手のミスを誘い、この日、大活躍のNo.23 裕紀選手のカットインで30点目を入れます。
ラスト1分を切り1点リードでコラソンボールになり、じっくり攻め2点差で終えようとプランに入れました。
しかし、攻撃がうまくいかず相手のDFにファールをとられ、残り15秒ほど。
ラストチャンスにかけたトヨタ紡織九州でしたが、最後はミスにより30対29で逃げ切ることに成功しました。
勝因として、
- シュート確率がよかったこと
- 相手の持ち味である速攻をある程度防げたこと
- ミスが少なく引き締まったゲーム内容
などがあげられます。
またこの試合において、No.5 村山選手がリーグ通算400点を達成いたしました!!!!
次節は、ホームに首位を独走する大崎電気、昨季チャンピオンチームの大同特殊鋼を迎えます。
この2連戦は、正念場になってきます。
沖縄の皆様の熱い応援が我々の力になりますので是非会場に足を運んでください。
たくさんの声援ありがとうございました。
引き続き応援宜しくお願い致します。
※11月19日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 30 (15-15, 15-14) 29 トヨタ紡織九州
『琉球コラソン粘りの勝利』
前半は、両チームともにゆっくりとした試合展開で相手の様子をうかがう。トヨタ紡織九州は、6番キャプテン村上のサイドシュート、20番藤山の得点でリードを広げようとするが、対するコラソンは、23番水野裕紀のカットインシュート、5番村山のミドルで応戦、両者一歩も譲らない展開で、前半は15対15の同点で折り返す。
後半も一進一退の攻防が続くが、トヨタ紡織九州は23分に22番石黒、24分に19番鈴木の退場で、コラソン有利となるかに見えたが、気迫のディフェンスでコラソンの攻撃に耐えしのいだ。しかし、残り1分コラソン23番水野裕紀が両チーム最多となる8得点目を決め、30対29と1点リードし、トヨタ紡織九州の最後の攻撃も抑え息詰まる熱戦を制した。