日本ハンドボールリーグ第20,21節
23,24日と福井県にて日本ハンドボールリーグが開催されました。
23日は、地元チームであり、順位が一つ上の北陸電力との対戦となりました。
先制したのは北陸電力。コラソンOFのシュートミスから速攻で押し込み得点をあげます。立て続けに、コラソンのDFを崩して得点を重ねます。コラソンは、No.23佐藤ミドルシュートやカットインなどで得点を重ねていきますが、主導権を握ったのは北陸電力。右サイドから効果的な得点をあげていきます。しかし、8分からコラソンはNo.7石川のミドルシュートからの4連続得点、No.18名嘉の速攻で逆転に成功します。この流れで進むかと思われましたが、石川の退場をきっかけに北陸電力がサイドまでもっていき得点を重ね19分には6-9と北陸電力がリードを広げます。流れを引き戻したいコラソンですが、No.7石川がステップシュートを豪快に決めます。DFがタイトになってきたコラソンは、No.3中川がフィジカルを活かした個人技で得点、No.7石川のミドルシュートで前半を10-12で折り返します。
後半早々に追いつきたいコラソンですが、前に出るコラソンDFのスペースを利用してポストが得点を重ねていきます。コラソンは、No.3中川のカットイン、No.9福田のミドルシュートで応戦します。一進一退の攻防が続く中、ようやく北陸電力の背中をとらえ始めたのは11分。12分にはNo.5村山の速攻でついに逆転に成功します。
ここから1点を争う緊迫した展開となります。コラソンは、DFから速攻やセットOFではNo.23佐藤が外からスキをついて得点していきます。
北陸電力もコラソンのOFミスから速攻などで得点を稼いでいきます。コラソンリードで進んでいきましたが、27分に7mTスローを与えてしまい、逆転を許してしまいます。時間がない中で、コラソンはNo.23佐藤のステップシュートで同点、29分には北陸電力がサイドシュートで得点し再逆転。残り時間が少ない中で粘って展開していきますが、北陸電力も足を使って守り切ります。フリースローで攻撃を断ち切られながら時間だけが進んでいく中で、残り1秒、No.23佐藤の執念のステップシュートでゴールを決め24-24でタイムアップ。勝利が欲しいところでしたが、勝点1を分け合う形となりました。
翌日はトヨタ紡織九州との対戦となりました。
先制はトヨタ紡織九州。中央でコラソンDFを崩しサイドシュートで得点します。すぐさま、コラソンもNo.7石川の強烈なミドルシュートが突き刺さります。トヨタ紡織九州は韓国代表選手とセンタープレーヤーのコンビネーションでコラソンをDFを崩しサイドまでシュートを持ち込みこれを確率よく得点を重ねていきます。コラソンは、No.7石川の連続得点やNo.23佐藤のステップシュート、No.21連のポストシュートなどで9分には6-4と試合を優位に進めていきます。主導権を握ったかに思われましたが、トヨタ紡織九州もセンタープレーヤーの一瞬の隙をつくランニングシュートや決定率の高いサイドが積極的に飛び込み流れを渡しません。コラソンリードで迎えた16分、No.23佐藤が退場してしまいその間に、4連続得点でコラソンを引き離しにかかるトヨタ紡織九州。コラソンも一人少ない中、粘りのDFで応戦し速攻に繋げますが、肝心なところで連続してノーマークを相手GKにセーブされてしまいます。そのこぼれ球を相手の速攻に繋げられてしまい、16分以降得点が止まってしまったコラソンは7-14と大きく離されて前半を折り返します。
後半頭から仕掛けていきたいコラソンは、No.3中川のカットインで幸先よく得点します。トヨタ紡織九州は、前半から得点を重ねてきたセンタープレーヤーが後半も止まらずコラソンのゴールに襲い掛かります。一進一退の攻防が続く中で、11分にNo.7石川、No.3中川、No.23佐藤の速攻など含む連続得点で流れを引き寄せます。
ここでさらに加速したいところでしたが、立ちはだかったのが相手GK。速攻のミドルシュートやノーマークシュート、を何度もセーブしそれを速攻に繋げるトヨタ紡織九州がコラソンの猛攻に歯止めをかけます。なかなか差が縮まらない中で粘るDFを見せますが、19-28と終盤に力尽き敗戦となりました。
またしても2試合で白星をあげることができず、苦しい状況が続いております。
前を向いて戦っていくしかないので、今週末の東北連戦で白星を掴みホーム最終戦に繋げたいと思います。
応援ありがとうございました。