第42回日本ハンドボールリーグ第15節-試合結果-

2日(土)宜野湾市立体育館にトヨタ紡織九州を迎えてのホームゲームとなりました。連敗中で厳しい状況が続いており、ホームで勝利し巻き返しをはかりたいところです。

開始セレモニーとして、宜野湾市長の佐喜眞 淳様からお言葉を頂戴いたしました。
(代読:副市長 松川 正則様)

また、前試合において、No.5村山選手が通算600得点を達成しましたので、花束の贈呈が行われました。(プレゼンターは村山選手のお子さんです。)

大会冠スポンサーの沖縄タイムス様、並びに宜野湾市役所の皆様との記念写真を撮影いたしました。

続いて、沖縄タイムス執行役員読者局長の山城興朝様より、No.22石田選手へ試合球の贈呈が行われました。

重要な1戦となったホーム戦は、トヨタ紡織九州の7mTスローで試合が動き出しました。すぐさまコラソンも、No.7石川のシュートで応戦します。トヨタ紡織九州は、韓国代表選手を中心にポストとの連携で流れを引き寄せていき、12分頃までは、トヨタ紡織九州が5-8とリードします。しかし、コラソンは、No.5村山、No.7石川、No.9福田のバックプレーヤートリオが連続得点で流れを引き寄せ、No.24三村の速攻での個人技、サイドシュートなどを含む3連打で逆転に成功。その後、得点を取り合い、13-11とコラソンがリードで前半を折り返します。

後半から走ってリードを広げたいところでしたが、チャンスを掴んだのはトヨタ紡織九州。DFから速攻、コラソンがゴールを決めてもすぐに早い攻撃に切り替えるなどし、10分には18-19とトヨタ紡織九州が流れを掴みます。一進一退の攻防が続く中、No.4仲程の4連続得点で再逆転しますが、トヨタ紡織九州も負けじと食らいつきます。両チームとも緊迫した試合展開の中で、両チームに7mTのチャンスがありましたが、コラソンは外し、逆にトヨタ紡織九州は得点。最後の最後までどちらに転ぶかわからない中で、試合終了間際に、トヨタ紡織九州が得点をねじ込み、26-27でホームでの勝利とはなりませんでした。
非常に厳しい敗戦となり、選手達は落胆の色を隠せません。
リーグ戦は、まだ続きます。厳しい時こそチームで結束し、前を向いて戦っていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

◇ハーフタイムでは、子供達とワラビーとの7mTスロー対決が行われ、白熱したゲームとなりました。

◇持ち味の速攻と得点力でチームに勢いを与えたNo.24三村

◇後半怒涛の4連打で存在感を示したNo.4仲程

◇要所でのセーブが光ったNo.16内田、No.22石田


※撮影:屋良 尚平
次節は、9日広島県にて大同特殊鋼と対戦いたします。

【年内試合情報】
日時:12月9日(土)15:00試合開始
場所:中区スポーツセンター
対戦:大同特殊鋼

日時:12月10日(日)12:00試合開始
場所:西条市総合体育館
対戦:トヨタ紡織九州

日時:12月17日(日)11:00試合開始
場所:北陸電力福井体育館フレア
対戦:北陸電力

大会:日本選手権
日時:12月19日~24日
場所:大阪、京都

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
トヨタ紡織九州 27 (11-13, 16-13) 26 琉球コラソン
『巻き返しをねらった琉球コラソン、大切な一戦を僅差で逃す』
前半、トヨタ紡織九州が23番金の7mスローで先制。すかさず琉球コラソン7番石川が取り返し、9分まで一進一退の攻防が続く。9分トヨタ紡織九州22番酒井のポストシュートを皮切りに3連続得点で最大3点差とするが、琉球コラソンは14分7番石川のミドルから追いつき、さらに24番三村の3連続得点などで差をつけ13-11で折り返す。
後半開始からトヨタ紡織九州は5番松浦のミドル、23番金のステップで追いつくと、互いに点を取り合う攻防が続く。同点の27分、琉球コラソン15番松信のポストシュートへのファールで得た7mスローを1番棚原が外すと逆に直後の7mスローをトヨタ紡織九州23番金がゴール左上に決め1点差とする。琉球コラソンが追いつき同点で迎えた29’30トヨタ紡織九州タイムアウト後の攻撃で、ブザー間際の29’38、23番金のシュートが決まりトヨタ紡織九州が勝利をつかみとった。