第41回日本ハンドボールリーグ第10節

13日(日)第41回日本ハンドボールリーグ第10節が浦添市民体育館にて開催されました。
ホームに若い力で勢いに乗るトヨタ紡織九州を迎えての一戦となりました。
(※トヨタ紡織九州はNo.15松信選手の古巣チームです。)

開始前に、この日大会冠スポンサーの琉球新報社様との記念写真を撮影↓
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琉球新報社 者読者事業局読事業部長の名嘉眞朝英様からNo.17石川選手へ試合球を贈呈していただきました。
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浦添市長の松本哲治様にもご挨拶いただきました。
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ホームの応援を力に変えてスタートダッシュをはかりたいコラソン。先制点はトヨタ紡織九州のサイドシュートでしたが、すぐさまNo.17石川のステップシュートで取り返し、No.30趙のミドルシュートと立て続けに得点を重ねていきます。
DFが機能し、コラソンが優勢に試合を進めていきます。
トヨタ紡織九州の得点源でもあるサイドプレーヤーにゴールを決められるシーンが多く見受けられましたが、それでもDFがしっかりシューターに接触し、それをGK石田が止めるという展開が序盤から見られました。OFに関しては、No.17石川、No.30趙に対して高めに守る紡織ですが、空いたスペースにNo.21連のポストや、DFラインが下がったところにNo.30趙がミドルにカットインに攻撃を牽引していきます。
波に乗りたいところではありましたが、紡織も得点源の右サイドが角度の少ないところからも得点を決め、コラソンに食らいついていきます。その後、お互い持ち味の早いハンドボールを展開します。コラソンは、選手を代えながら試合を進めていき、No.5村山の速攻などもあり、15-11で前半を折り返します。

後半は、数的有利の状況でのスタートとなりましたが、ノーマークシュートミスから逆に失点してしますスタートとなりってしまいます。しかし、すぐにNo.17石川のミドルで得点、さらにNo.30趙のカットイン、No.11牧山の速攻などで連続得点で試合を優位に進めます。
この勢いで差を広げたいところでしたが、相手センタープレーヤーの個人技から失点するケースが見られ、また早い攻撃などで3点差まで縮められます。
しかし、No.21連のポストやNo.9福田の連続サイドシュートで流れを渡さず20分ごろには、連続して退場者を出してしまいますが、GK石田の好セーブなどもあり1失点のみでこれの危機を乗り切ります。
終盤には、石川、伊計、名嘉の3連続得点で勝負あり。試合終了まで落ち着いてプレーしたコラソンが31-27で5勝目をあげ、久々のホーム戦勝利となりました。

ここ数試合の中では、失点に直結するミスが少なく、ベンチメンバーを含め全員が試合に出場し、チームで勝ち取った1勝となりました。
この勢いを大事に年内残り2試合を戦いたいと思います。

好セーブを連発し、勝利に導いたNo.22石田選手に琉球新報 読事業部長の名嘉眞朝英様よりMVP賞が贈られました。
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年内のリーグ戦は残り2試合となります。厳しい戦いが続きますが、しっかり準備して試合にのぞんでいきますので、お時間作って頂き、是非試合会場へ足を運んでいただければと思います。
本日も、応援誠にありがとうございました。

  • 11月20日(日) vs 北陸電力 浦添市民体育館(14:00)
  • 11月26日(土) vs 湧永製薬 東区スポーツセンター(13:00)

また、会場設営をお手伝いして下さいました、学校の皆様ありがとうございました。

  • 西原高校ハンドボール部
  • 浦添工業高校ハンドボール部
  • 宜野湾高校ハンドボール部
  • 浦添商業高校ハンドボール部
  • 浦添中学校ハンドボール部

◇試合を盛り上げてくださった、宜野湾高等学校の吹奏楽部の皆様
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◇攻撃を牽引し、司令塔の役割もこなしたNo.17石川
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◇早い展開のハンドボールの中心でチームを盛り立てた選手兼監督No.23水野
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◇エースとしてこの日も最多得点のNo.30趙
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◇苦しい場面でもしっかりと得点を決めたNo.21連
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◇DFの中心として今後も期待される、No.15松信キャプテン・No.2伊計
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◇要所で存在感を発揮したNo.9福田
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◇交代してすぐにカットしシュートまで持ち込んだNo.10大和田
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◇ファミリアと勝利の味わう選手達
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※撮影 大城直也

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 31 (15-11, 16-16) 27 トヨタ紡織九州
 『琉球コラソン粘りで勝利』
 前半、トヨタ紡織九州のスローオフ試合開始。トヨタ紡織九州№19鈴木がサイドから先制点を決めるも、琉球コラソン№17石川のステップシュートで取り返す。琉球コラソン№22石田、トヨタ紡織九州№12岩下、両GKのファインセーブもあり、序盤はロースコアの展開も琉球コラソン№30趙のミドルシュートなどで琉球コラソンが流れをつかみ、琉球コラソンの4点リードで前半終了。
 後半もトヨタ紡織九州№12GK岩下がファインセーブを連発、№6中本の連続得点や№19鈴木のサイドシュートで点差を詰める。ミスが目立ちだした琉球コラソン、連続退場で数的不利な状況になるも№30趙のカットインや№22GK石田のファインセーブで踏みとどまり、31対27で琉球コラソンが勝利した。