第38回日本ハンドボールリーグ第10節

1日(日)水野兄弟の地元山梨県でトヨタ自動車東日本戦が行われました。

前半序盤、相手の高いDFに対しなかなか攻めきることができずシュートまで持ち込んでもゴールを割ることができない厳しい時間帯が続きます。
DFでは、攻め込まれる場面もありましたがGK内田選手の好セーブなどでなんとか持ちこたえるという形でした。
こちらの退場をきっかけにOFでのミスを速攻につなげられ前半を5-10で折り返します。

後半、スタートから前半よりも厳しくプレッシャーを与え、ミスを誘い得意の速攻をしかけ徐々に点差を詰めます。
No.15松信選手の豪快なロングシュートで流れを引き寄せ、その後No.23裕紀選手のパスワークから次々得点を重ね逆転に成功します。

ここで一気に引き離しにかかりますが、パスミスから相手に得点を許し一進一退の攻防を展開。
最後に試合を決めたのが、この試合がコラソンとしてのデビュー戦となったNo.1棚原選手です。
終盤にかけて、追いかけてくる東日本に対し、ロングシュート、カットインと3連打で突き離し、21-18で4勝目をあげることができました。
序盤から苦しい時間帯が続きましたが、チームとして勝利することができたのが大きかったと思います。

この勢いにのり今週のホーム戦も勝利を目指して戦っていきますので応援宜しくお願いします。

山梨の皆様、ありがとうございました。

※地元開催となった裕矢選手

※要所でチームを鼓舞した裕紀選手

※鮮烈なコラソンデビューを飾った棚原選手(6得点)

※12月2日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。

※12月2日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 21 ( 5-10, 16- 8) 18 トヨタ自動車東日本
 『琉球コラソン見事な逆転勝利』
 両チームとも3-3からハーフコートマンツーマンのディフェンスシフトが機能し、ロースコアで試合が進む。琉球が4枚目の警告により退場者を出しているすきに、東日本がリードを広げ、前半23分で9対5とリードする。互いのディフェンスが白熱する中、両チームGKの好セーブにより、息詰まる試合展開となる。5分間両チームとも無得点のなか、東日本2番濱口のディスタンスシュートが決まり、10対5で折り返す。
 後半開始も両チームとも守り合いが続くが、琉球23番水野のパスワークから3連続得点し、後半7分10対8とする。ディフェンスラインがやや下がった東日本に対し、メンバーを入れ替えながらディフェンスシステムを通した琉球コラソンが16分に12対12に追いついた。20分過ぎに、東日本に退場者が出たところで、琉球が2点リードするが、東日本も粘りを見せ、17対16の琉球リードでラスト5分を向える。最後は琉球新加入1番柳原の3連打と、GK16番内田の好セーブにより、21対18で琉球コラソンが逃げきった。