第37回日本ハンドボールリーグ 第4節

第4節が愛知県のブラザー体育館で行われ、昨年7位の豊田合成との対戦になりました。

前日の課題を修正し、DFから速攻、いつも通りの粘るハンドボールをしようと気持ちを一つにし、のぞみました。

予想していた通りに拮抗した試合展開になり、1点を争う試合になりました。
前半は豊田合成ペースで進み、相手のセットプレーに対してうまく合わしきれないポイントが多かったですが、後半その部分を修正し、DF面でよりハードワークに徹しました。

この日はDFがかなり機能していましたが、課題のOF面で連携が合わず、豊田合成の強いDFに対して雑なプレーが終盤多かった気がします。
ラスト10分から1点を取り合う形で時計がすすみ、残り1分となって再三チャンスがあったもののシュートまで行けず相手にボールを与えてしまいました。
粘ったDFでどうにか勝ち点1を分け合う形になりましたが、ラスト5分のOFが課題となりました。

勝たなければいけなかったこの2連戦ですが、結果、1敗1分けになりました。
満足のいく結果ではないことはもちろんですが、前日の悪い流れを引きずることなくこの日はコラソンらしいハンドボールができたことがよかったと思います。

次節は、宮崎大輔選手が所属する大崎電気との一戦です。
間違いなく、これまでよりハードワークしなければ勝つことが難しい相手ですが、勝ち点を奪えるようにチームで戦っていきたいと思います。
応援してくださったファミリアの皆様、本当にありがとうございました。

※9月18日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》

豊田合成 20 (12-12, 8- 8) 20 琉球コラソン

『残り3分間の激しい攻防も決着つかず、引き分けでタイムアップ』

前半序盤、ポジションチェンジからNo.9中島のカットインなどで得点を重ねる豊田合成。一方、琉球コラソンはNo.19ポストの内山にボールを集めて攻撃を組み立て、9分を過ぎ4-4と互角の攻防が続く。ここから先に一歩抜けだしたのは豊田合成、10分過ぎからこの日初となる3連続得点で7-5とリードし、試合の主導権をつかみにかかる。しかし、琉球コラソンも慌てることなく対応、バックプレーヤーとポストのコンビネーションで何度となく追いつくと、流れを豊田合成に渡さない。合成がリードし、コラソンが追いつく展開は前半終了まで続き12-12。互いに譲らず同点で後半をむかえることになった。
 後半は立場が一転、コラソンがリードし、合成が追いかける試合展開。しかし8分を過ぎ15-15、引き続き同点。互いにセットオフェンスを攻めあぐね、両チーム我慢の時間帯が続く。合成No.4野田のスカイプレー、コラソンNo.22GK石田の好セーブなど、互いに見せ場をつくるも、25分を過ぎ20-20、なお同点。勝負のラスト5分、どちらに転んでもおかしくない試合。両チーム共に得点を奪えないまま残り2分20-20。ラスト1分、合成は何度もノーマークシュートのチャンスをつかむも、コラソンNo.22GK石田がゴールを死守、結局勝利をつかむ1点はどちらも入らずタイムアップ。最後の最後まで目がはなせない試合は、20-20の引き分けで幕をとじた。

【第37回日本ハンドボールリーグ 第5節】
日時:2012年9月23日(日)14:00~
対戦:大崎電気(昨シーズン2位)
場所:佐世保市体育文化館(長崎県)