第37回日本ハンドボールリーグ 第14、15節

第37回日本ハンドボールリーグ第14節が2月9日(土)大分県立総合体育館で北陸電力(8位)と対戦いたしました。
プレーオフ進出に向けてひとつも落とすことができません。
また前回負けている相手だけに気を引き締めて戦いました。

試合開始から高めのDFで相手のOFを惑わし、そこから速攻につなげる形で前半を18対9と8点のリードで折り返します。
後半は、立ち上がりからミスが続きDFでも単調なプレーとなり3点差まで縮められましたが、落ち着いて対応ししっかりと得点を重ね、31対25で勝利を飾ることができました。

課題として立ち上がりの悪さが目立ったのでそこを修正していきたいと思います。

2日目は、神崎中央公園体育館にて豊田合成(7位)と対戦いたしました。
DFから速攻を得意とするチームで厳しい戦いが予想されました。
前日の反省を生かしてのぞんだ試合でしたが、この日も立ち上がりが悪く、DF・OF共に精彩を欠き9対11と2点ビハインドで折り返します。
後半から気持ちを切り替え、DFから走ろうという意思統一をしのぞんだ結果、立ち上がりから強いDFが戻り守って速攻のコラソンハンドで追いつき、すぐに逆転し主導権を握りました。
相手の猛追もありましたが、慌てることなくしっかり守りじっくり攻めることを徹底し、最終27対21で勝利を飾ることができました。
なによりも結果を出さなければプレーオフに進出できない現状であるのでそれがクリアできたことがよかったと思います。
これで最終戦にのぞみをつなげることができました。
また気持ちを一つにし、最終戦も勝利でかざれるように頑張りますので応援宜しくお願い致します。

寒い中、会場まで応援に来てくださったファミリアの皆様ありがとうございました。

今シーズンいよいよラスト1試合となりました。
皆様のお力添えを借り、必ず勝利したいと思っております!!!!

※2月10日に琉球新報社様に掲載していただいた記事です。

※2月11日に琉球新報社様に掲載していただいた記事です。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》

琉球コラソン 31 (18- 9, 13-16) 25 北陸電力

『北電の粘り届かず、コラソン高いディフェンスから速攻で勝利』
 両チームゆっくりとした立ち上がりで試合はスタート。北電は0-6ディフェンス、コラソンは高い位置からのプレスディフェンスを展開。その中、先制はコラソン5番村山のセンターからのミドルシュート。北電も19番佐々木が左45から飛びこみ同点。さらに11番榎本が得点し2-1とリード。しかし、この試合で北電がリードしたのはこの時間帯だけとなった。コラソンは高いプレスから相手のミスを誘い着実に速攻を決め、さらに23番水野裕紀が起点となり、セットでも得点を重ねる。北電は20分過ぎに4番切越のサイドシュートなど粘りをみせ、3点差にせまったが、9番落合の退場後は、再びコラソンに流れが傾き、前半は18-9とコラソンがリードして折り返した。
 後半は立ち上がりから一進一退の攻防が続いたが、北電が粘りのディフェンスからリズムをつかみ、コラソン6番東長濱の退場を機に、カットイン速攻で追いあげをはかり15分すぎには3点差に迫った。コラソンはタイムアウトを請求し、その後互い点を取りあったが、コラソンがリバウンドをおしこみ連取、GK石田の好セーブもあり再びコラソンがリード広げる。残り5分
 北電はディフェンスを高くあげプレスから3連取するが、コラソンも落ちついて対応し、31-25でコラソンが勝利した。

琉球コラソン 27 ( 9-11, 18-10) 21 豊田合成

『コラソン後半リズムに乗り勝利する』
 豊田合成のスローオフで試合が始まる。琉球コラソンはディフェンスラインを上げ、合成のミスを誘おうとするが、合成は野田、今村が連続得点をあげ3点をリードする。一方コラソンは4分に名嘉がサイドシュートを決め、チーム初得点で3対1とする。その後、合成は中島のステップシュートなどで得点を重ねる。コラソンも東長濱、村山が得点し追い上げを見せる。前半22分にはコラソン内山が得点し8対7と逆転に成功するが、合成も長江、今村がシュートを決め11対9とし前半を終了。
 2点をリードされ後半に望んだコラソンだが、本来のリズムにのり始め東長濱、連、村山らが次々と得点し、後半6分には15対12とリードする。コラソンGK石田の好セーブもあり、合成のシュートもなかなかゴールすることが出来ない。東長濱の2分退場中に合成は中島、長江が得点し、追い上げをみせるがコラソンの力が上回り27対21でコラソンが勝利した。