日本ハンドボールリーグ最終節

9日(土)豊田合成を迎えての沖縄ゼネラルグループゲームとなりました。

大会冠スポンサーの沖縄ゼネラルグループ様との記念写真を撮影いたしました。

有限会社沖縄ゼネラル 代表取締役社長 長嶺善憲 様から、No.5村山選手へ始球式を行いました。

試合開始前に沖縄県出身の津波古選手に花束が贈呈されました。

苦しいシーズンを勝利で締めくくり来シーズンへの糧にしたい一戦、先制したのは豊田合成。コラソンにも在籍経験がある趙選手の個人技で試合が動き出します。コラソンは、すぐさまNo.23佐藤のステップシュート、No.11堤の速攻で応戦します。ここから豊田合成は、趙選手を起点に7mTスローを含む3連打でコラソンを突き放しにかかります。コラソンは、機動力のあるNo.20中村をトップに据えた高めのDFで趙選手や豊田合成の強力なバックプレヤー陣を封じ込めにいきます。DFから少しずつリズムを掴んできたコラソンはNo.23佐藤のミドル、No.11堤のシュートで同点となります。お互い持ち味を出しつつ15分まで一進一退の攻防の展開が続いていきます。豊田合成は、コラソンの高めのDFに対して、裏の空いたスペースに機動力のある選手が動き回りコラソンDFをかく乱させながらシュートまでいきます。離されそうになりながらもコラソンはNo.10俣野のミドル、No.18名嘉の連続得点などで18分には、8-9と緊迫した展開となります。主導権を握りたいコラソンでしたが、抜けたのは豊田合成でした。趙選手の個人技、沖縄県出身の津波古選手の個人技で4連取で22分には8-13とリードを広げられてしまいます。追いつきたいコラソンですが、要所で相手DFとGKに阻まれてしまい連続得点が取れずNo.7石川のミドルシュートなどで会場を盛り上げますが、11-16で前半を終えました。

DF面の修正をして残り30分の戦いにのぞんだコラソンは、豊田合成の退場のチャンスにNo.6赤塚の連続得点で幸先のいいスタートをきります。しかし、豊田合成もコラソンのミスに乗じ、3連取で応戦。コラソンは、No.5村山のカットイン、今日限りで引退となるNo.17浅井の連続得点で流れを引き寄せます。しかし、ここで退場者を出してしまいなかなか流れに乗り切れません。そのすきに、豊田合成は趙選手の連続得点、ポストプレーヤーの得点など効果的に得点をあげていきます。コラソンは、GK衣笠が要所で好セーブを見せ速攻に繋げて得点する場面が見られたものの、単発に抑え込まれ得点が縮まらない状況となります。終始、アグレッシブなDFで前からプレッシャーをかけてボールを奪取しましたが、終盤に相手GKの好セーブにあい追いつくことができず24-30で最終戦を終えることになりました。
開幕戦以降、白星を掴むことができず創設初の最下位で今シーズンを終了することになりました。
1年間通して、多くの皆様にご支援・ご声援をいただきましたことにこの場をお借りして御礼申し上げます。
この結果をしっかりと受け止め、必ず来シーズン這い上がります。
1シーズン通して応援ありがとうございました。

◇大会を盛り上げてくださったdance academy MUFAの皆様

◇後半OFのタクトをふるったNo.5村山

◇この試合を最後に引退となったNo.12田村・No.17浅井


※撮影:屋良 尚平