第37回日本ハンドボールリーグ 第8節

第8節、東風平運動公園体育館にてホーム2戦目が行われ、現在4位のトヨタ紡織九州との対戦になりました。

前半戦ターニングポイントの大事な1戦。
相手も順位で一つ上のチームで、プレーオフ進出を掲げるコラソンにとって負けられない戦いでした。

いつも以上にかたさが見られましたが、DFからリズムを作り、№19 内山選手を中心に足を使ったDFで相手のOFを翻弄し、また№22 GK石田選手のセーブから速攻につなげいい状態のまま前半を終えることができました。(16対13 3点リード)

後半も前半以上に足を動かして勝つぞ!!という強い気持ちを持ち迎えた後半。
シュートがなかなか入らず相手に流れが傾き、3点以上のリードが1点差まで追い詰められました。

タイムアウトでもう一度DFの再確認し、流れを引き寄せようとします。
シュートが入らなくても、全員でしっかり守りきりタイムアップ終了間際に№18 名嘉選手がゴールを決め31対29で嬉しいホーム初勝利をあげることができました。

  • №6 東長濱選手が13得点をあげる活躍を見せたこと
  • 苦しい時間帯で同点にさせず守り勝ったこと
  • ファミリアの後押しもあり気持ちを切らさなかったこと

などが勝因としてあげられます。

また、課題も多い1戦でもありました。

  • シュートミスが多すぎたこと
  • 勝負どころでのDFの連携ミス

この2点は次節の戦いでも重要な修正ポイントであるので、しっかりと課題を克服し次の戦いに照準を合わせたいと思っております。

たくさんの声援ありがとうございました。
引き続き応援宜しくお願い致します。

※10月21日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》

琉球コラソン 31 (16-13, 15-16) 29 トヨタ紡織九州

『コラソン、今季ホーム初勝利を飾る』
 今季ホーム初勝利を目指すコラソンにとっては、負けられない地元開催第2戦。前半コラソンのスローオフでスタート。立ち上がり8分過ぎまで両者譲らず互角の戦い。そこから、コラソンNo.22GK石田の連続ファインセーブからの連続得点で抜け出す。14分過ぎ、8-5とコラソンが3点にリードで広げるも、トヨタ紡織もクィックスタートからの早い展開で応戦する。前半終了間際、コラソンNo.18名嘉のカットインシュートが決まり16-13、コラソンの3点リードで折り返す。
 後半もコラソンNo.5村山のロングシュートで先制するも、トヨタ紡織No.2中畠らの連続得点で一進一退の攻防が続く。トヨタ紡織に退場が出るが、コラソンはその機会を活かせずなかなか点差を広げられない。ラスト5分から1点差の攻防が続くが、後半30分にNo.18名嘉のカットインシュートが決まり31-29とし、コラソンが地元初勝利を飾った。