第43回日本ハンドボールリーグ第6.7節

13日(土)佐賀県にて豊田合成との対戦となりました。

連敗の流れを断ち切って、ホーム戦に向けて弾みをつけたいコラソンでしたが、先制は、豊田合成。立ち上がりから攻守共にかみ合わず、相手の速攻なども含めて主導権を握られ4連続失点してしまいます。早々にタイムアウトを要求し、流れを引き戻したいコラソンは、№7石川の個人技で応戦します。
№6赤塚、№17浅井の連続速攻などもあり流れを引き戻したかに思われましたが、豊田合成のポストから外からの攻撃に対応ができず差を広げられていきます。なんとか食い下がりたいコラソンですが、相手の固いDFを攻略できない、DF面においても豊田合成の外国人選手を止めきることもできず前半を6-18と大きく離される展開となります。

後半、一つずつ差を縮めて追いつきたいコラソンは、開始早々失点はするものの、№石川、№6赤塚、№21連の3連打、№24三村の速攻などで主導権を握ります。しかし、7分から豊田合成の攻撃を止めきれず、またOFのミスなどもあり6連続失点で差を広げられてしまいます。点差のこともあるので、早い攻撃、人数をかけた攻撃を仕掛けていき、№24三村、№21連が得点を重ねていきますが、豊田合成の固いDFと強いOFに対して対応が後手になってしまい、こちらの対応が間に合わずに17-35で敗戦となりました。課題しか残らない試合となり、落胆の色が隠せないゲームとなってしまいました。

14 日(日) 湧永製薬 との対戦となりました。
前日の大敗からの気持ちの部分の修正、必ず勝つという強い気持ちをもってのぞみました。DFシステムをかえ、相手にプレッシャーをかけてボールを奪取する方法でのぞみました。これが功を奏し、立ち上がりから湧永製薬にプレッシャーをかけ試合を優位に進めていきます。前日とかわり、DFでしっかり足を使って外に追い込むこともできており、それを速攻に繋げる展開、№24三村が速攻やサイドシュートで存在感をみせ15-10とリードを広げて折り返します。この調子で後半もプレッシャーをかけていき突き放したいとことでしたが、立ち上がりから連続失点、相手もスペースを利用しながら走り込みじわじわと差を縮められます。苦しい状況でも、№24三村が速攻などで追いつかせない活躍を魅せますが、11分に同点とされます。ここから、両者ミスも多い中で1点を争う緊迫した試合展開となります。残り5分22-20とコラソンリードでしたが、この日最多得点の右サイドと日本代表選手に連続得点され、また同点となり嫌なムードになります。残り1分を切ってから、果敢なカットインから相手を退場に追い込み数的優位のチャンスを掴みます。ここでタイムアウトを要求し、1点確実にとりにいく作戦を練ります。パス回しでチャンスを伺うコラソン。右サイドの№17浅井のところで勝負となりますが、このシュートが相手GKに阻まれ逆転のチャンスを失ってしまいます。残り30秒を切っている中で、守り切る話を行い最後のプレーに。湧永製薬も責めぐねており、時間との勝負となりましたが、ポストとの連携で相手の日本代表選手の放ったシュートが無情にもゴールマウスに突き刺さり、そのままタイムアップとなり23-24で痛い敗戦となりました。

試合を優位に進めていたにも関わらずの敗戦となりました。開幕戦を勝利でおさめ勢いに乗れておりましたが、アウェー6戦は一つの勝星をあげることができず1勝6敗となっております。次節は、11月10日ホームで湧永製薬を迎えての試合となります。
代表合宿などもあり少しの期間あきますが、しっかりとこの期間で準備し必ずホームで勝星を掴みたいと思います。
応援ありがとうございました。

【次節情報】
日時:11月10日(土)
対戦:15:30~ 大崎電気 vs トヨタ車体 18:00~ 琉球コラソン vs 湧永製薬
場所:ANA ARENA浦添(浦添市民体育館)

※10.11日の2連戦となります。
応援よろしくお願い致します。