第42回日本ハンドボールリーグ第8節

本日、愛知県にて豊田合成様と対戦いたしました。
この試合で、全チームとの対戦が一回りを終える形となりました。
昨シーズンまでコラソンに在籍しておりました趙選手が移籍したチームでもあります。

前半2分 No.7石川のミドルシュートでコラソンが先制し試合が動き出しました。合成も、失点後すぐに速攻に転じ、ポストを使って得点をあげ、対抗します。コラソンは、ゆっくりとしたOFから得点の機会を伺いますが、ミスが重なりなかなか得点をあげれません。
合成は、コラソンのミスに対し速攻で得点を重ねていき、またセットOFではポストを利用した攻撃でコラソンに的を絞らせず、15分には4-9とリードを広げられてしまいます。
たまらずタイムアウトを請求し、確認をしますが流れは変わらずこの日最大の7点差まで開きます。
しかし、DFからリズムを取り戻してきたコラソンはNo.2伊計・No.18名嘉の速攻と、選手兼監督水野のミドルシュートで徐々に流れを引き寄せます。豊田合成も負けじと得点を重ねていき、前半を11-16と5点ビハインドで折り返します。

チームの約束事の徹底を再確認し、勝つ為にみんなでファイトしようと監督から檄がとび、のぞんだ後半。

立ち上がりからDFが締まり、相手のミスを誘いNo.4仲程の速攻と、戻ってきたNo.1棚原のミドルシュートで主導権を握ります。
前半とうってかわり、攻守の切り替えが早くなり、豊田合成の速攻での得点力を抑え、また要所要所でGK内田が好セーブを連発し、流れをもってきます。豊田合成も沖縄県出身の津波古選手の連続得点でリードを広げようとします。
一進一退の攻防が続く中、16分に豊田合成が得た7mTスローをGK石田がシャットアウト。このセーブをきっかけに3連続得点で同点に追いつきます。ここからは、緊迫した展開となり、どちらも我慢の時間帯が続きます。
1点を争う好ゲームとなり、コラソンは7人攻撃で得点を重ね、豊田合成は趙選手のロングシュートなどで対抗します。
終盤2点差とした豊田合成が試合を優位に進めていく中で、最後まで粘りましたが、タイムアップとなり26-27で痛い敗戦となりました。

前半の選手達の戦い方が結果となり勝ちが逃げていった形となりました。
この試合で一回りが終了し3勝5敗と不本意な結果となりましたが、すぐに明日から2週目にはいります。
チームの約束事をしっかり徹底して一戦一戦戦っていきます。
応援ありがとうございました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
豊田合成 27 (16-11, 11-15) 26 琉球コラソン
 『大接戦の末、豊田合成の勝利 !』
 前半、立ち上がりは、両チーム一進一退の形であった。しかし、豊田合成の粘り強いディフェンスやGK佐々木の好セーブに苦しむ琉球コラソン。一方、豊田合成は、司令塔樋口の組み立てや、エース小塩の得点により着実に得点を積み重ね前半5点のリードで折り返した。
 後半立ち上がり、琉球コラソンは連続得点からペースをものにして前半のビハインドを返すことに成功。一方、豊田合成は選手交代をし、立て直しを計るものの、ペースをものにすることができず苦しい展開となった。試合は大接戦の末粘り強く戦った豊田合成が1点差で試合を制した。