第42回日本ハンドボールリーグ第24節-試合結果-

10日(土)愛知県TGアリーナにて豊田合成との今シーズン最終戦となりました。
引退する選手達にとっては、最後のリーグ戦となり、勝って来シーズンへとつなげたい一戦となりました。

コラソンボールから試合がスタート。セットプレーからシュートを狙いますが、枠の外へとはずれてしまい先制点をあげることができません。合成は、コラソンの5.1DFに対し、うまくスペースを作りながら得点に繋げます。コラソンも、揺さぶりをかけながらシュートまでこぎつけますが、リズムが悪く単調な攻撃が目立ってしまいます。なかなかリズムが掴めないコラソンに対し、豊田合成はテンポよく得点をあげていきます。流れが掴みきれないコラソンは、8分にタイムアウトを要求。この時点で0-6とリードを広げられてしまいます。なんとか得点をあげたいところで、ポストを利用し7mTスローのチャンスを獲得。これをNo.5村山が落ち着いて右隅に流し込みようやく初得点をあげます。OFでリズムが作れない中、DFが少しずつ機能しはじめ相手のミスからNo.24三村、No.20中村の速攻へとつなげようやく本来のプレーが戻ってきたコラソン。OFでもNo.23水野を投入し攻撃を組み立てていき、No.5村山、No.9福田の得点をアシストします。15分以降は、一進一退の攻防となり、8-14で前半を終えます。

後半、DFシステムを変更しメンバーも入れ替えてのぞみスタート5分で流れを掴みたいとことでしたが、合成の攻撃をなかなか止めきることができず10分には10点差をつけられてしまいます。しかし、No.11牧山の連続得点やNo.21連のポストシュートなどで追い上げを見せます。追いつきたいコラソンですが、豊田合成の固いDFを前になかなかシュートを決めきることができず、22-31で最終戦を白星で飾ることができませんでした。この試合で今シーズンの全日程が終了となりました。今シーズンは、惜しい試合も数多くありましたが、結果として4勝2分18敗と不甲斐ない成績となってしまいました。
結果を見つめ直し、来シーズンに向けてすぐに準備していきたいと思っております。今シーズン、応援してくださったスポンサー企業様、誠にありがとうございました。新生コラソンとして、来シーズンは必ずこの悔しさをはらすために精進して参ります。長いシーズンでしたが、応援ありがとうございました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
豊田合成    31 (14- 8, 17-14) 22 琉球コラソン
『豊田合成、快勝!』
 試合開始から14番樋口、21番小塩らのカットインで豊田合成が6連続得点。琉球コラソンはたまらずタイムアウト。琉球コラソンも24番三村のサイドシュートなどで応戦するも、豊田合成も11番ウーゴのミドルなどで加点し、14-8で前半終了。
 後半は、お互い点を取り合い、一進一退の攻防が続くが、21番小塩の気迫溢れるプレーが目立った豊田合成が押し切った。初のプレーオフ出場に向け、21番小塩がリーグ通算400得点達成で勝利に花を添えた。