第41回日本ハンドボールリーグ第8節

3日(木)愛知県中村スポーツセンターにてプレーオフの順位争いをしている豊田合成との対戦となり、今後を占う大きな一戦となりました。
社会人選手権大会で敗戦している相手でもあり、リベンジの試合にもなりました。

先制点は豊田合成。相手エースの個人技で得点されますが、コラソンもNo.30趙のミドルシュートで応戦します。
ミスなどもあり3連続失点してしまいますが、粘りのDFから速攻やNo.21連のポスト・速攻などで同点に追いつき、一進一退の攻防が続きます。豊田合成は、コラソンのミスを速攻で効果的に加点していき、対するコラソンは、セットOFからNo.6赤塚の個人技やNo.18名嘉のサイドシュートで応戦し、12-12同点で前半を折り返します。

これまで同様、自分達のミスから失点してしまっていること、相手シューターに対してしっかりあたりきれていないことなどが課題であり、そのあたりを確認し後半戦へ

後半も、一進一退の緊迫した展開が続きます。
GK田村が要所で好セーブをし、流れを引き寄せようとしますが、ミスなどもあり、どちらに流れが傾くかわからない膠着状態の試合が展開されます。
11分頃に、No.9福田のサイドシュート、No.30趙のミドル、No.11牧山の速攻と3連続得点で流れをコラソンが掴んだところで、合成がタイムアウトを要求
この勢いでいきたいところでしたが、またしてもパスミスなどで逆に縮められます。
18分には、同点とされますが、ここから逆に相手のミスを誘い、速攻で得点を重ね5連続得点で試合を優位に進めます。
これで決まるかに思われましたが、合成もタイムアウト後に追い上げをみせ点を縮めていきます。
それでも、全員で粘りながら戦ったコラソンが30-27と逃げ切り4勝目をあげることができました。
苦しい試合となりましたが、田村・石田の両GKの活躍や、牧山・福田のシュートなどで逃げ切ることが出来ました。
試合内容は決していいものではありませんでしたが、プレーオフ圏内を争う合成に対し、勝ち切ることができたのは価値ある1勝です。
次節は、ホーム沖縄で大同特殊鋼を迎えての一戦となります。
厳しい戦いなりますが、沖縄の大歓声を力にかえて勝ちに行きますので応援よろしくお願い致します。
14:00から名護市21世紀の森体育館での試合となります。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 30 (12-12, 18-15) 27 豊田合成
 『琉球コラソン、接戦を制し4勝目をあげる』
 序盤№23橋本のポストシュートなどで3連取した豊田合成が4-1とリードする。対する琉球コラソンもすぐさま反撃。№21連の速攻などで一気に4連続得点に成功、11分を過ぎ4-5と逆転する。その後豊田合成は№13今村、琉球コラソンは№30趙を中心に得点を重ね、互角の試合展開。前半を12-12の同点で折り返した。
 後半、6分過ぎ、互いに譲らず15-15の同点。7分琉球コラソンが後半初の連続得点をあげると試合は徐々に琉球コラソンぺース。琉球コラソンがリードし豊田合成が追いかける展開、23-23となった19分過ぎ、豊田合成に退場者が出ると琉球コラソンはこの機を逃がさず5連続得点で23-28とリードする。このリードを守り切った琉球コラソンが接戦を制した。