第41回日本ハンドボールリーグ第15節

25日(土)第41回日本ハンドボールリーグ第15節が花巻市総合体育館にて開催されました。
逆転プレーオフへ、負けられない大一番。No.10大和田、No.20中村の地元岩手県にて大崎電気と対戦いたしました。

勝利が絶対条件の中、主導権を握ったのはコラソン。立ち上がりから気合いが見られ、No.21連の7mTスローで先制。
その後も、No.30趙の連続得点、No.17石川のミドルシュートなどで7分までに5-1と優位に試合を進めます。
しかし、大崎電気も黙ってはいません。両サイドの早い展開でリズムを取り戻し、12分には試合を振り出しに戻します。
コラソンも、慌てずにNo.30趙のミドル、No.24三村の速攻でリードを保ちします。
その後、一進一退の攻防となりますが、No.17石川のカットイン、ミドルと連続得点し2点リードとなります。
このままリードを保って折り返したいところでしたが、ミスから大崎の速攻とDFの隙をつかれミドルシュートを決められ、前半を10-11と1点ビハインドで折り返します。

中盤からちぐはぐなOFが目立っていたのでその部分を修正してのぞみたいところでしたが、後半主導権を握ったのは大崎電気。
No.17石川の個人技で盛り返そうとしますが、なかなかリズムをつかめないコラソン。
5分大崎電気の選手が退場となり、数的有利の状況となります。
2点差と詰め寄りますが、ジリジリと大崎電気に攻め込まれていきます。
大崎電気のDFがしまりだし、思ったOFができないコラソン。
焦りから単発のシュートなり、相手GKに取られ速攻で簡単に失点し、19分には17-24とリードされる展開となります。
時間もない状況となり、7人攻撃で人数をかけていきますが、ミスから相手GKに無人のゴールで2得点されるなど、終わってみれば20-29で敗戦となりました。
得点差もありましたが、チームとして60分間戦えなかったと思われます。
同日、4位湧永製薬がトヨタ車体に勝利したこともあり、最終節を待たずしてプレーオフ出場4チームが確定いたしました。
プレーオフへ進出は断たれましたが、まだリーグ戦は終わったわけではありません。
3月4日沖縄県立武道館にて18:30より豊田合成とリーグ最終戦が行われます。
プレーオフはありませんが、来シーズンに繋げるためにもしっかり戦って勝利を掴みたいところです。
最後まで、一体感を持って戦いますので応援よろしくお願い致します。

【最終戦情報】

  • 3月4日(土) vs 豊田合成 沖縄県立武道館 (18:30~)

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大崎電気 29 (11-10, 18-10) 20 琉球コラソン
 『大崎電気、プレーオフにつながる勝利』
 前半ミスなどが重なり、リズムに乗れないホーム大崎電気に対して、プレーオフ進出に向け、負けられない試合。続く琉球コラソンは30番趙のロングシュートで試合を有利に進める。前半終盤徐々にリズムを取り戻した大崎電気は3番小澤、25番元木らの速攻でリードを奪い返し11-10で前半を折り返す。
 後半は7番宮﨑らの落ち着いたベテランらしいプレーで完全に流れに乗った大崎電気が29-20で試合に勝利した。