第41回日本ハンドボールリーグ第11節

20日(日)第41回日本ハンドボールリーグ第11節が浦添市民体育館にて開催されました。
ホームに日本リーグの中で平均年齢が一番若く、強力なシューターを揃えるバックプレーヤー陣がいる北陸電力を迎えての一戦となりました。
(No.3内田選手・No.6赤塚選手の古巣チームでもあります。)

開始前に、この日大会冠スポンサーのエールクリエイト様との記念写真を撮影↓
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エールクリエイト 常務取締役の比嘉澄人様からNo.23水野選手兼監督へ試合球を贈呈していただきました。
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1500人超駆け付けたファミリアの前でスタートから勢いに乗りたいコラソンが大歓声を力に攻め込んでいきます。
No.30趙の個人技やNo.11牧山の速攻も冴え、10分までに8-3とリードします。
しかし、ここから急ブレーキ。OFでポストに落とすことを意識するあまり、ミスを重ね、すべて速攻につなげられます。
また、相手はGKを外し7人攻撃で攻めてくるのに対し、なかなか守りきれません。13分間ノーゴール状態となり、その間に北陸電力は得点を重ね23分には、9-12と逆転されます。
流れを引き戻したいコラソンは、相手の7人攻撃のミスを誘い、No.23水野・No.15松信キャプテンが無人のゴールに連続で叩き込みます。
北陸電力もしっかり返し4点差で前半を終了するかに思われましたが、残り2分30秒、DFからプレッシャーを与え、怒涛の速攻で得点を重ね、終了間際には、No.23水野がゴールを決め14-14と同点で前半を折り返します。

OFでリズムを崩してしまったので、その部分の修正と走ることを確認し合い、後半戦へ
後半は、前半と同様スタートの出だしもよく3連続得点でスタートします。
北陸電力も右サイドの選手が要所で得点を重ね、一進一退の攻防が展開されます。
流れをつかんだのはコラソン。14分ごろからNo.23水野・No.11牧山の連続速攻も含み5連続得点でたまらず北陸電力はたまらずタイムアウトを要求
それでも流れが変わらず、DFから走るハンドボールで北陸電力を圧倒します。
残り6分頃から、ベンチメンバーなどを投入し、No.3内田・No.10大和田・No.20中村などが得点を重ね、終わってみれば34-23で快勝することができました。
年内最後のホーム戦となり、前半はコラソンらしいハンドボールではありませんでしたが、後半から水野を中心とした速攻で流れをつかみきることが出来ました。

今日の勝利でプレーオフ圏内の4位浮上となりました。
来週は、湧永製薬との直接対決となり、勝利したチームがプレーオフに大きく近づきます。
今日の大歓声の勢いを継続して次節にのぞみたいと思います。

早い試合展開から、流れを呼び込む活躍をみせたNo.23水野選手兼監督にエールクリエイト常務取締役の比嘉澄人様よりMVP賞が贈られました。
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年内のリーグ戦は残り1試合。この試合でプレーオフが決まると言っても過言ではない試合です。
当日は、パブリックビューイングも予定しておりますので、是非勝利の為の応援をよろしくお願い致します。

  • 11月26日(土) vs 湧永製薬 東区スポーツセンター(13:00)

また、会場設営をお手伝いして下さいました、学校の皆様ありがとうございました。

  • 陽明高校ハンドボール部
  • 那覇国際高校ハンドボール部
  • 浦添高校ハンドボール部
  • 普天間中学校ハンドボール部

◇試合を盛り上げてくださった、シンガーソングライターのSHUN
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◇速攻と高確率なサイドシュートでチームを勢いづかせたNo.11牧山
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◇後半、好セーブを連発し北陸電力の勢いを抑えたNo.12田村
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◇貴重なシュート?No.17石川??
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◇8/8と決定率の高さでチームの原動力となったNo.21連
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◇トランジションゲームで流れを掴み、その中心としてMVPにも輝いたNo.23水野(選手兼任監督)
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◇ファミリアとのハイタッチする選手達
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※撮影 大城直也

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 34 (14-14, 20- 9) 23 北陸電力
 『プレーオフに向けて負けられない戦いをコラソンが制す』
 前半、趙のロングシュートにより琉球コラソン先制。GK田村のナイスセーブと牧山、福田のサイドシュートにより、リードを広げる。北陸電力の藤坂退場を機に琉球コラソンの連のポストシュートで5点差離すが、攻撃のミスから逆速攻され、18分北陸電力が逆転に成功。藤坂のロングシュートで4点差離すが、琉球コラソンの粘り強いディフェンスで同点に追いついた。
 後半、琉球コラソンの連のペナルティスロー、趙のロング・石川の3連続ゴールでリード。琉球コラソンのディフェンス足がよく動き、北陸電力オフェンスにゴールを割らせない。北陸電力2度の退場により7人攻撃も決まらない。堅いディフェンスから速攻、セットオフェンスで徐々に点差を離した琉球コラソンが、34-23でホーム戦に勝利した。