第40回日本ハンドボールリーグ第11節

第40回日本ハンドボールリーグ第11節 北陸電力戦が福井県で行われました。
ここ数年最下位にいるチームですが、前回ホーム沖縄で対戦した際もとても苦しめられた相手であり油断できない試合となります。

怪我人がでてきているチーム事情ですが、チーム全体で勝つということ、21日も試合がありますがまずは北陸電力戦のことだけを考えてのぞみました。
開始早々、No.21連の激しいDFにより退場となり5人で戦うスタートとなりました。
両チームとも流れに乗り切れない中、北陸電力の得点により試合が動き出します。
しかしすぐさまNo.88趙のミドルシュートで応戦します。
また、No.1棚原の7mTスロー得点により通算400得点を達成いたしました。
コラソンはNo.88趙の個人技を中心に得点を重ね、またGK内田の好セーブなどもあり試合を優位に進めていきます。
北陸電力も応戦し、速攻などで得点を奪いますが、前半だけで7得点と爆発したNo.88趙を止めることができず、15-9と6点リードで折り返します。

後半もスタートから一気にいこうと気持ちを高めてのぞみましたが、逆に北陸電力が連続得点でじわじわと追い上げます。
また、コラソン退場者を2名連続で出してしまい4名で戦うことに。ここでGKを内田から石田へスイッチし流れを変えようとします。

この期待に応え石田のセーブから流れを引き戻しにかかります。
3点差に詰め寄られますが、また5点差に戻すなど流れがどちらに傾くかわからない状態が続きます。
後半24分に、北陸電力がコラソンのミスにつけこみ、3点差とし流れを掴んだかに思われましたが、石田のセーブとNo.23水野のカットインでの得点で追いすがる北陸電力を突き放し、焦る北陸電力のミスから速攻に繋ぎ、29-23でコラソンが6勝目をあげました。
苦しい試合展開でしたが、今日は両GKの攻守やNo.88趙やベテラン選手たちがまとめた試合となりました。

会場に駆けつけてくださいました、ファミリアの皆様、応援ありがとうございました。

※2月21日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※2月21日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
times_20160221

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 29 (15- 9, 14-14) 23 北陸電力
 『琉球コラソン、白熱の試合を制す!』
 前半、北陸電力スローオフで試合開始。ホームで勝利を挙げたい北陸電力は、23番成田の先制点で幸先いいスタートを切る。琉球コラソンは高いディフェンスから流れを作り、1番棚原・88番趙の得点から4連取し、5-2とリードする。北陸電力はたまらずタイムアウトを要求する。北陸電力は速攻からの攻撃で応戦するも退場者を多く出し、徐々に点差が開き、琉球コラソンリードの15-9で前半を折り返す。
 後半開始から、北陸電力は7番須坂の連続得点などで3点差まで追いつくも、冷静に対処する琉球コラソンから流れを引き戻すことができない。しかし琉球コラソンは失格者を出し、北陸電力に流れが傾きかける。19分、琉球コラソンリードで22-19。その後、一進一退の攻防が続くも残り5分、北陸電力のミスが目立ち29-23で琉球コラソンが勝利を収めた。
 またこの試合で琉球コラソン・棚原良選手が通算400得点を達成した。