第40回日本ハンドボールリーグ最終節

13日(日)第40回日本ハンドボールリーグ最終節が沖縄県立武道館にて湧永製薬との対戦となりました。
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有限会社沖縄ゼネラル 代表取締役社長 長嶺 善憲様からNo.2伊計選手・No.5村山選手へ試合球を贈呈していただきました。
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この試合は、沖縄ゼネラルグループ様の冠試合となり、 ここまでチームを引っ張ってきた選手たちが怪我の影響で出場できない中、新人を含めた新たなメンバーでの戦いとなりました。
コラソンはホームの大声援を受けて試合を優位に進めていきます。No.88趙のミドルシュートでコラソンが先制。この試合では、高いところからプレッシャーをかけるいつものDFではなく、ライン上に並ぶ6-0DFでのぞみましたが、これがうまく機能し、相手に得点を与えません。そのDFから速攻で着実に得点をあげていきます。
しかしNo.88趙が連続して退場し、OFでしか使えない状況となります。
数的不利な状況ではあるが、No.9福田の連続得点、また新人GK田村が7mTスローをセーブするなど、若手が躍動します。湧永製薬もポスト利用したOFからサイドシュートなどで得点を重ねていきます。
中盤、ミスなどで悪い流れとなりますが、No.88趙の連続得点で突き放したコラソンが12-9とリードして折り返します。

後半は、湧永製薬がポストシュートで得点します。
コラソンもNo.5村山のミドル、カットインなどの個人技やNo.10大和田の速攻などで流れを引き寄せます。
しかし、ここから両チームのOFの成功率が上がり一進一退の攻防が続いていきます。
湧永製薬のDFを崩しきれないでいたコラソンですが、この試合で現役引退となるNo.4久高のゴールで会場が盛り上がり、No.18名嘉の安定したDFから速攻などで繋げ相手に流れを渡しません。終盤6点差に開いたところで湧永製薬がタイムアウトをとります。
タイムアウトあけにコラソンのミスで退場者を連続して出してしまい4人となりますが、最後はNo.5村山がダメ押しゴールを決め28-25で最終戦を勝利で締めくくることができました。

新人メンバーが躍動し、ベテランが引っ張り、中堅が結果を残すという試合ができたと思います。
多くのファミリアの皆様にご来場いただき、選手の後押しとなる声援をいただき、またこの試合を最後に現役引退となるNo.4久高選手に勝利をプレゼントしていただき誠にありがとうございました。

この試合で現役生活を終えるNo.4久高選手に有限会社沖縄ゼネラル 代表取締役社長 長嶺 善憲様よりMVP賞が贈呈されました。
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最後となった試合でゴールを決めた久高選手の応援、ありがとうございました。
久高選手、9年間コラソンを支えていただき本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
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今シーズンは、プレーオフ出場できませんでしたが、来シーズン、プレーオフ・日本一になれるように精進してまいりますので今後とも応援よろしくお願い致します。
お忙しい中、ご来場いただきましたファミリアの皆様、誠にありがとうございました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 28 (12- 9, 16-16) 25 湧永製薬
 『琉球コラソン、最終戦勝利をホームで飾る!!』
 前半、湧永製薬のスローオフで始まったゲームは、88番趙のミドルシュートで琉球コラソンが先制。序盤、両者得点を重ね、一進一退の攻防。11分琉球コラソン12番田村の7mスロー阻止をきっかけに突きはなしにかかるも、湧永製薬2番谷村のミドルシュートでくらいつく。終了間際、琉球コラソン88番趙のロングシュートで得点し、12-9琉球コラソンのリードで前半を折り返す。
 後半が開始し、湧永製薬は速いパス回しから得点する。琉球コラソンは湧永製薬の堅い守りをなかなか崩すことができない。試合中盤、湧永製薬にミスが出始めて、琉球コラソンもそれをのがさず得点を重ねる。両者ゆずらぬ攻防の中、一歩ぬけだしたのは、琉球コラソン。1番棚原の連続得点から16番内田の連続セーブと波にのる。琉球コラソンが2人
 退場の中、湧永製薬も高いディフェンスと連続得点で粘りをみせるも流れをかえられず、28-25で琉球コラソンの勝利となった。