第39回日本ハンドボールリーグ最終節

3月7日(土)運命をかけた一戦はTGアリーナにて豊田合成と対戦いたしました。

13時より始まっていたトヨタ自動車東日本vs北陸電力戦の結果とコラソンの勝利で初のプレーオフ進出が決まる大一番に、沖縄からもまた愛知県の沖縄県人会の方々にもご来場いただき熱い声援をいただきました。

立ち上がり、No.1棚原のゴールで幸先よく先制します。
しかし、ここから10分間は豊田合成が主導権を握ります。
若干固さがあるコラソンに対し、合成のNo.21小塩選手を中心に加点していきます。
ここでコラソンは、リズムが悪いGk内田にかえてNo.22石田を投入します。
この采配が的中し、合成の外からのシュートを悉くセーブしチームに流れを呼び込みます。
これに奮起したメンバーから固さが徐々にとれ得意の速攻からNo.1棚原・No.23裕紀と連続得点し逆転に成功します。
終盤以降も得点を重ね12-10と2点リードで折り返します。

後半もコラソンの流れを変わらず
徐々に引き離しにかかるコラソンに対し、豊田合成も負けじとGkの好セーブから速攻で食い下がる展開となります。
残り10分となり2点差はかわらないままコラソンのタイムアウト
勝負を手繰り寄せたのは、No.1棚原。
強烈なミドルシュートなど圧巻の3連続得点でたまらず豊田合成のタイムアウト
タイムアウト明けもNo.23裕紀からNo.15松信のスカイプレーも飛び出し試合を決定づけます。
最後は、ベンチメンバーも含め全員がコートに立ち、27-21で勝利し、トヨタ自動車東日本が北陸電力に勝利したため7年目にして初のプレーオフ進出が決定いたしました。

応援に駆け付けてくださったファミリアの皆様、コラソンメンバー全員で掴んだ歴史的勝利となりました。
ようやくスタートラインに立つことができました。
まだ夢の途中であり、目標とする日本一への挑戦権を得たにすぎません。
残り2試合を勝利で締めくくり日本一に向け気を引き締めていきたいと思います。
熱い声援ありがとうございました。
プレーオフも応援よろしくお願い致します。
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※3月8日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※3月8日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
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(紙面の一部となりますのでご了承ください)

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
琉球コラソン 27 (12-10, 15-11) 21 豊田合成
『琉球コラソン、プレーオフ進出決定 ! 』
 琉球コラソンは念願のプレーオフ進出に向けて負けられない一戦。試合開始10分までは合成のペース。小塩のミドルシュート、今村の速攻で得点を積み重ね、GK藤戸もコラソンの棚原のシュートをファインセーブ。しかし、コラソンも12分過ぎから水野の速攻などで3連続得点で同点に追いつき、25分過ぎ榎本のミドル、ロングなどで逆転。2点リードで前半を終える。
 後半最初の得点はコラソン棚原のステップシュート。その後お互い一進一退の攻防を繰り広げるが、中盤にさしかかったところでコラソン村山、内山の連続得点で4点差になったところで合成はたまらずタイムアウトを取る。その後合成の今村、小塩、この日が引退試合となった中村が意地を見せるが、コラソンの多彩な攻撃が決まり、27対21で見事プレーオフ進出を決めた。